6月 13th, 2014
学童保育に預けるということ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
以前、「小1の壁」や「小4の壁」についてエントリしましたが、こと学童保育ということについて、世間で言われたり、ネットのイクメンなどの記事を見ているなかで個人的に心配なことがあります。
例えばこんな記事がありました。
カオス状態の学童! 焦る保育園パパが緊急調査
私が娘2人を預けた(次女はまだ預かってもらっています)実感としては、特に保育園との違いにおいて、保育園は福祉の領域として至れり尽くせり的なものがあるように思いますが、学童保育はあくまでボランティアで放課後の場所を面倒見てくれている…くらいの感じで接しないと不幸になると思います。
学童保育所に過度に期待すると期待と現実のギャップだったり、保育園との差に驚く(ときには憤る)ことになると心配しています。あくまで「預かってもらってありがとうございます」というスタンスでいることが寛容に思います。卑屈になる必要はありませんが、過度に期待しないということです。
極端なたとえですが、消費者として”金払っている客なんだから”のように接してしまうと、サービスへの期待が大きくなりがちです。そんなに期待することを提供してもらいたいのなら、高額のサービス(例えば大手塾が提供しているような、学習や習い事とセットのようなもの)を利用すればよく、どの小学校にも併設されているような現状の行政補助もあるような学童保育所なら、一緒に遊んでくれるお兄さんお姉さん(ときにおじさん・おばさん)が常時いてくれる場所。程度の心構えなのではないでしょうか。
私の子ども達が通った学童、また私の見聞きする限りでは上に書いたようなトラブルは体験していませんが、Webの記事や世の中の”学童整備”が声高になっているのを見ると、少し不安になったりします。