6月 20th, 2014
6/19ニュース 佐川急便の主婦活用
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の日経にこんな記事がありました。
佐川急便、主婦1万人採用へ 自宅周辺で配送
人手不足で新たな戦力に[有料会員限定]
自宅近くの範囲で、主婦でも運べる小口配送をするとのこと。
ちょうど直前に女性活用にも積極的だというビジネス誌の記事も目にしたところでした。
最近、「佐川女子」を街でよく見掛けるワケ
「佐川男子」は古い!? 青ストライプ女子が急増中
ブラックというか体育会という印象のイメージですが実際にはどうなんでしょう。
主婦採用の記事の要約です
・物流業界でも人手不足が深刻
・佐川急便は宅配サービスの配送要員として今後2年で1万人の主婦パートを採用
・家事や子育ての空いた時間に30個程度の少量の荷物を自宅周辺で届けてもらう
・配送網をより細かく分業し、働き方を工夫する
・主婦パートは自宅の周辺で配送エリアを特定し、営業所に通勤する手間をなくす。
・配送エリアは住宅密集地で自宅から半径1~3キロ。
特定する際には高層マンション群や集合団地などを考慮し、
自宅の近所は外すといった対応もする。
・給与は原則、配送個数に応じて支給
・採用後に研修を実施し、制服や台車などの資材設備を提供。
徒歩か、自転車を使って配送し、かさばらず軽量な荷物を対象にすることで
負担を減らす
顔見知りのエリアには運ばないということではありますが、この発想自体が『近くまで運ぶから、あとは地域で配りあってね』とも言えるかなと思いました。そこにビジネスというか”対価”の発想を持ち込んだだけのようにも感じます。”地域内内職”のようなものでしょうか。
昔は「お隣の荷物なんですが不在なんで預かってもらえませんか」というようなこともあったと記憶しています。
そういったことを考えると、世の中のビジネスの着想もレトロという意味ではなく”昔のアレ”のような懐古(回顧)思想も重要なのかなと思ったりしました。