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代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

6月, 2014

予防接種

先日、年に2千件以上の予防接種ミスが起こっていたというニュースがありました。
予防接種ミス、年2千件超…注射器再使用14件

特に、1才未満のお子さんがいらっしゃる方は、予防接種の回数も多いので心配になりますね。

0才~1才までの期間は、接種しなければならない回数が多いので、
いつ何を接種するかのスケジュールを組んでおく必要があります。
そして、子供の体調が悪ければ、スケジュールを変更しなければなりません。
特に、スケジュールを変更する場合に、次の接種までの期間が、
生ワクチンか不活化ワクチンかによって、空けなければならない期間が異なるので注意が必要です。
私も、1度だけ変更したことがあり「仕事のスケジュール調整みたい」などと思ったことを憶えています。

入園時期により異なりますが、保育園に預ける予定があれば、
おたふく等の任意の予防接種も接種したいと考えられる方も多いかと思います。
私は、子供を1才0ヶ月で保育園に入園させる予定でしたので、
誕生日を迎えるとすぐに、1才から接種可能な予防接種を、任意接種を含め始めました。
医師に相談したところ、同時接種が可能な組み合わせがあるということで、
どの順番でどのタイミングで接種すれば、効率よく摂取できるかを教えていただきました。
当時、ポリオ(生ワクチン)は保健センターでの集団接種でしたが、
予定されている日程が、仕事に復帰した後の日中しかありませんでしたので、同じ病院で自費で接種してしまいました。

1才になる前に復帰された方で、集団接種の予定が合わず、
ポリオ(生ワクチン)のタイミングを逃してしまい、下のお子さんと同時に接種したという方もいらっしゃいました。
お仕事復帰の予定のある方で、特に任意接種も検討されている方は、
かかりつけの医師に早めに相談されると、よろしいかと思います。

学童保育に預けるということ

こんにちは。シンカ代表の手島です。

以前、「小1の壁」や「小4の壁」についてエントリしましたが、こと学童保育ということについて、世間で言われたり、ネットのイクメンなどの記事を見ているなかで個人的に心配なことがあります。

例えばこんな記事がありました。
カオス状態の学童! 焦る保育園パパが緊急調査
私が娘2人を預けた(次女はまだ預かってもらっています)実感としては、特に保育園との違いにおいて、保育園は福祉の領域として至れり尽くせり的なものがあるように思いますが、学童保育はあくまでボランティアで放課後の場所を面倒見てくれている…くらいの感じで接しないと不幸になると思います。

学童保育所に過度に期待すると期待と現実のギャップだったり、保育園との差に驚く(ときには憤る)ことになると心配しています。あくまで「預かってもらってありがとうございます」というスタンスでいることが寛容に思います。卑屈になる必要はありませんが、過度に期待しないということです。

極端なたとえですが、消費者として”金払っている客なんだから”のように接してしまうと、サービスへの期待が大きくなりがちです。そんなに期待することを提供してもらいたいのなら、高額のサービス(例えば大手塾が提供しているような、学習や習い事とセットのようなもの)を利用すればよく、どの小学校にも併設されているような現状の行政補助もあるような学童保育所なら、一緒に遊んでくれるお兄さんお姉さん(ときにおじさん・おばさん)が常時いてくれる場所。程度の心構えなのではないでしょうか。

私の子ども達が通った学童、また私の見聞きする限りでは上に書いたようなトラブルは体験していませんが、Webの記事や世の中の”学童整備”が声高になっているのを見ると、少し不安になったりします。

壁かべカベ

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日、小学校のことについてエントリしましたが、『小1の壁』とは良く言ったものです。

共働きをしていると、避けて通れない関門があります。
その後、地域差はありますが「小4の壁」、次に「中1の壁」が私には感じられます。

 

・保育園入園というハードル
一番認知度が高い問題だと思います。”待機児童”という言葉もすっかり市民権を得た感じです。

 

・小1の壁
学童保育に入れるかどうか、その地域の学童保育所の預かってくれる時間、内容が自身の仕事の時間とマッチしているかが問われます。結局、引っ越しを伴って学童保育所に入れることは現実的ではないので、学童の内容が合わないと大変です。また、日曜日に仕事に従事する必要のある家庭にはまだまだ不備だなと思うことがあります。

 

・小4の壁
私の長女は幸いにも4年生が終わるまで学童に行くことができました。なので、我が家としては小5の壁なのでしょうか。

地元の学区ではない私立学校に通っているので学校の帰りが遅いことと、このときのことを念頭にして小さい頃から習い事をさせていたのでその中でのやりくりです。自宅に1人でいる時間を極力少なくするようにしてしまっています。
来月後半からの夏休みは初の学童保育無し。ここをどう乗り切るか考えないと行けません。小4の壁は春ではなく、夏休みからはじまる気がします。

 

・中1の壁
世間では言われていませんが、私が感じます。毎日のお弁当です。

我が家の食事は私の担当です。決して器用でも繊細でもないのですが、いろいろ家事分担している中で食事は私の役割になっていて、これまで必要なときの子どもの弁当は全て私が作っています。
そんな私が毎朝お弁当を作ると考えただけでもぞっとします。
最後の壁は働き続けるかどうかを悩むものではなく、共働きを続ける上で一段負荷が上がる話しなので別の次元かもしれませんが
子どもが大きくなると嬉しい反面、節目節目で悩ましいことが起きるものです。

小学校も変わらなきゃ

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日、スタッフKのエントリーに小学校からの連絡事項のことがありました。
私の次女が小学校1年だった昨年、こんなことがありまして、困ったことを思い出しました。

インフルエンザが大流行りして、担任の先生も罹患しての学級閉鎖だったのですが、ちょうど直近に保護者も観劇する発表会が控えていました。
その学級閉鎖が明けた初日にもらってきた手紙が「明日から時差登校です」というお手紙。
学級閉鎖明けでもかなりの児童が休んでいたそうです。

「10:20の3校時から登校してください。必ずマスク着用してください」

少しでも授業をしたい、発表会の練習を進めたい、という意図はわかるのですが、3時間目から来てください…というのは、共働きで朝から両親が出掛けてしまう家には辛いです。高学年なら「1人で留守番して、時間になったら出るように」て言い残せば子どももなんとかできるでしょうが、1年生にこれはちょっと難しい。
たまたま義母が手伝いにきてくれている週だったのでコトなきを得ましたが、義母がいなかったらどうしたでしょうか。両親のどちらかが遅刻・もしくは午前休みなど取っての対応しなければなりませんでした。

こんな前日のお手紙だけで対応ができると思っているというのは、ほとんどの家庭が「片親が家にいる」もしくは百歩譲って「隣近所の付き合いのある家があり、そこで待てる」という前提で考えられているのだなと思いました。共働きで日中は家に誰もいない家庭のことはあまり考えられていない…思い至らない?と思ってしまいました。

せめてせめて、その朝にでも連絡をもらえれば、親のどちらかが職場で「明日は昼から来ます」って言えるんですが。その一言があるだけでも精神的に楽なのですが。

学校だって共働きの先生がいらっしゃると思います。そこのお子さんが「明日は3時間目からだって」って前の日の夜にお手紙を見せられたらどうするんでしょうか。

ましてや、お手紙などはランドセルの中に押しやられてそのまんま…なんていうことだったら目も当てられません。

くよくよ考えずに
「1年生だって1人で留守番できるのが当たり前」って割り切って、親が付き添わなくても良い…というドライな考えをすることも選択肢ではありますが。

世の中が変わろうとしているときに、学校運営の視点にも変化、進化が求められてきているのだと思った出来事でした。

共働き家庭の時間的な厳しさ

こんにちは。スタッフKです。

この時期に運動会が開催される小学校や中学校も多いかと思います。
私の子供の小学校は既に終了したのですが、当日着用するものを準備して欲しいと連絡がありました。
用意できる期間は5日間。幸い、土日を含んでいました。
でも、用意する物が、最近の家庭ではあまりない手ぬぐい(色指定)や無地のTシャツ(色指定)。
専業主婦のお母さん達も「探す時間が短い」と困っていました。
遠くまで買いに行かれた方、お母様のを着せられた方もいらっしゃいました。
これが働いていると、更に時間的に厳しくなります。
仕事帰りに買い物する時間なんてありませんし、昼休みに都合よく近くにお店があるとも限りません。
私も、身内や他校のお子さんにもお願いしましたが、Tシャツがどうしても準備できませんでした。
結局、友人にあげようと保管していた2サイズ小さいTシャツを着せました。華奢な子で良かった…パツパツでしたが。

小学生になってからは、保護者に与えられた課題の期限が短くなりました。
仮に期限まで4日あったとしても、条件によってはかなり慌てます。
・期限までに土日、もしくは自分の休日が含まれているか
・ネットで購入可能か(間に合うかどうかやサイズ確認が必要でないか)

あるお母さんから「ラップの芯を持ってきてくださいと言われたが、期限がとても短かった。」という話を聞きました。
そのお母さんは「お菓子の箱ならコンビニで買ってきて中身を出しても良いけれど、さすがにラップは困った」とおっしゃっていました。
(仕方なく、ラップは全てはがしたそうです)

保育園の時には、かなり時間的に余裕を持って早めに連絡をいただけていたので、慌てることはありませんでした。
そのような配慮があったからこそ、安心して仕事を続けることが出来たのだと思います。
これも、小1の壁の一つなのでしょうか。

学童の待機児童が増え、在宅介護も増えている時代。
もう少し余裕をいただけたら助かるのですが。

はじめまして。スタッフKです。

はじめまして。シンカのスタッフKです。
簡単に、自己紹介をさせていただきます。

私は、小学生の子供を持つワーキングマザーです。
結婚後も共働きを続け、産休・育休取得後、子供が1才の誕生日を迎えるとすぐに職場に復帰しました。
たいへんだとは思いつつも、今まで働き続けられたのは、周りの人や環境に恵まれているのだと思います。
それと、続けたい、少しでも楽になりたいという思いから生み出した、家事の効率化でしょうか。

子育てしながら働くことは、独身時代に好きなように働いていた時と比べれば、色々な制約があったり、負担があったりします。
でも、そんな環境だからこそ気付いた、世の中の便利さや不便さ。サポートのありがたさや疑問に思うこと。
そんな働く母目線で、気付いたこと、思ったことを書いていきたいと思います。

保育士さんに感謝

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日、保育士さん座談会の記事を元に書きました。その続編もあるようです。
私も保育園には2人の娘で9年間お世話になりましたが、保育園、保育士さんたちには頭が下がります。

長女は6月生まれで、その翌年の年度始めの4月から「0歳児クラス」に通いました。
次女は5月生まれで、その翌年の年度始めの4月から「0歳児クラス」に通いました。
※この次女の入園時から私は時短勤務をした訳ですが…。

どちらもまだロクにしゃべりませんし、ハイハイの時期から保育園でした。本当に保育園に通わせて良かったなと思えます。

でも当時も違和感を持っていたのですが、例えばちょっと持ち物を汚しちゃったり、ケガをしちゃったり、友だちとケンカになっちゃったりというときに「申し訳ありませんでした」と低頭平身で謝る姿勢が気になりました。

そんなに誤らなくていいですから。と思ったことが印象に残っています。

もちろん、その日どんなことがあったか、なぜそういうことが起きたかということは報告というか伝えてもらいたいのですが、”平謝り”することはないよなと思いながら聞いていました。

世に言うモンスターペアレントっているんだろうな。
ちょっとのことでも怒る人たちがいるからそうなってしまうんだろうな。
保育士さんは大変だな。子どもだけでなく、親とのストレスの方が大変だろうなと思いました。

もちろん、翻って、自分はそうならないようにと強く思いました。

9年間お世話になって、次女の卒園のときに、ベテラン保育士さんから「3人目はまだですか。ぜひ保育したいです。今度は男の子を!」って言ってもらったことは、保育園と信頼関係が出来ていたのかなと思って少し嬉しかったです。

共働きに優しい?日本クオリティ

こんにちは。シンカ代表の手島です。

日経DUALの以前の記事に『現役保育士が明かす「こんな親、実は困る!」』というのがありました。

私も4年半にわたって毎日保育園の送り迎えをしつつ、保育士さんの奮闘ぶりには頭が下がる思いでしたので、興味深く記事を開きました。

最初の話題が「お迎えに遅れて来る保護者は、短時間でもとても迷惑」ということでした。
元々私は遅刻が大嫌いの性分なので、早め早めに行動するのですが、仕事を終えてお迎えに…となるとどうしてもギリギリになってしまいます。

その1分2分でも約束に遅れること、遅れたままでも平気でいられることができないので必ず電話を入れてました。
「遅れるかもしれません」と。でも実際には遅れることはまれでギリギリ間に合っていた印象です。

いつもの電車だと10分前に保育園に着くようにしていました。
1本遅れるとギリギリ…というタイムスケジュールで、その遅い電車に乗るときは必ず保育園に電話を入れていました。
保育園スタッフは「慌てず気をつけてお越し下さい」と言ってくれましたが。

でもその当時は、大阪のお客さんを担当もさせていただいて、プロジェクトが佳境なときには何度も大阪まで日帰りで出掛けました。
保育園の送りは妻にお願いして、始発で大阪に向かい、アサイチからいくつか打合せをして日帰りをします。
先方にも事情は理解していただいて「15:17の新大阪発の新幹線に乗せてください」
とお願いしてスケジューリングしていました。
先方のOfficeを14:30に出ればギリギリ新幹線に間に合って、東京駅で降りてからは東西線の大手町駅まで走って…ということを何度も経験しました。

今考えると、これは新幹線や首都圏の鉄道が時刻通りに運行しているからできた芸当です。

よく日本の良さを伝える論調の中で「新幹線が分・秒刻みのスケジュールでも狂わずに運行しているのがすごい」のようなものをみますけれど、まさにその通りで鉄道運行技術が素晴らしい!と思いました。

鉄道が定時に運行するのが当たり前だからできた仕事と家庭の両立。日本は子育てに優しい国!?とい言えるのかもしれません。

DUALの記事でそんなことを思い出してしまいました。

情報化、ネット社会と子育て

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日の記事で日経DUALを取り上げていますが、この情報サイトが出てくる背景は
・大家族や地域のつながりが希薄になり子どもを面倒見ること、相談できる場が少なくなって
・家庭でも共働きが大半になってきて
という地域・家族の変化に
・何でもネットで検索する。ネットの情報があふれている
という技術の変化のシナジーで世の中が変わってきていると考えます。

その最後の「情報化の変化」の部分が
もう少し”子育て”というか”仕事と子どもの両立”の場面で有効に使えないのかなと考えています。

私自身、自分の子どもが小さいときに、特に仕事と保育園との接点で「ここが変わってくれると良いのになと」思ったところがあります。

『オレ達がした苦労をお前達も経験しないと』というつもりは毛頭ありません。
苦労はしないに越したことはありません。
そのまま次世代の人たちも経験すべきとも思えなくて、何か変えていくことが出来ればいいなと思っています。

ただ、今の世の中、簡単に実現できそうなのにそれが実現できてなかったんだろう?も考えないといけないです。

なので遅きに失したくはないですが、しっかり考えて実現させたいです。

日経DUALからそんなことを考えてしまいました。

子育て情報サイト

こんにちは。シンカ代表の手島です。

日経DUALという情報サイトがあります。

「働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト」という謳い文句がついてます。

こういったサイトが出てくるということは
それがビジネスになるということ、
共働きがメジャーであるということの証左です。

内容は当然ですが
・働くママのやりくり工夫
・イクメンしてみよう
というような内容がふんだんにあり
・仕事と育児の両立はすっごく大変!
・みんな悩んでるんだから大丈夫!
というもの。

私自身、4年半ですが仕事と育児の両立を目指しました。
当時はイクメンという言葉も無かったと思います。
次女は0歳のときから保育園に通い、父親が仕事しつつ送り迎えと食事・お風呂・寝かしつけ一切…と思って育ちました。
私も当時こういった情報サイトがあったら食いついたのでしょうか。

その大変な時期を過ぎてしまった身の私には少々大仰だな…と思うこともしばしば。
「大丈夫だよ。そんなに悩まなくったって。何とかなるって」とも思います。

子育てはその子について1度きり。しかも事前に練習やシミュレーションだってできません。
いつも「大変!」「もうダメ!」と思ってても、それが過ぎてしまうと懐かしい思い出になってしまうのでしょうか。
そのときはすんごく大変なんですけど。不思議ですね。

このサイトが、これからその”戦場”に挑む人たち、いままさに戦火の真っ只中にいる人たちにとって役に立つ、悩みが少しでも和らぐことを期待します。

そして私の経験も何とか次の世代の人たちに役立てたいなと思いつつ、シンカの仕事を考えています。

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