11月 26th, 2014
ニュース「11/24衆院選の子育て関連」前編
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週末の連休中の日経新聞の記事で選挙に関する話題に子育て関連の話しがありました。
問う2014衆院選(中)子育て 不安との闘い 保育所入れず会社辞めた 「誰が熱心?見極める」
2014/11/24 3:30日本経済新聞 朝刊[有料会員限定]
この記事で印象的な部分に次の言葉がありました。
「受かる」という表現になることに驚きました。
何か選抜されるということ。だから点数を稼ぐためのテクニックを覚えないといけないということ。
すごく違和感を感じたのですが、次のことが書いてありました。
1,400人定員に対して1,800人が入れないとは…定員の倍以上の需要があるということです。
受験の言葉に置き換えても「2倍以上」ということ。それならば「受かる」という表現も妥当なのかもしれないと思いました。
それなのに一部では設置しようとすると反対が起きるとか…世の中どうなっているのでしょう。
単純に消費財やサービス業でいえば、「満員です。並んで待っててください。」という場面でしょう。
もしくは「うちはだめなので他を紹介しますので、そちらへどうぞ」…ということもあるかもしれません。
極端な例えですが、市場経済、自由経済を標榜するのならば、
『ウチに転居してもらっても、ウチで産んでもいただいても育てる環境は無いですよ』
と宣言してしまえば済むのではないでしょうか。
中途半端に期待させたり、基準の点数を規定するから、反感を買ったりテクニックに走る人が出てくる…なんていう思いもよぎります。
今回の記事は選挙に関することでした。ならば候補者、候補政党が「待機児童減らします」という言葉だけでは何にも効果がないということはよくわかりました。具体的に何をしようとしているのかを見極める必要があります。