12月 2nd, 2014
M字カーブ(後編)
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のエントリの後編になります。
この部分はよくわかりませんでした。
人口も減っているのだから、雇用の伸びを競う世の中ではないとも思っています。そのときの首相が誇りたいだけの数字なだけであればまっぴらごめんです。
個人的には実感がわかないのです。「働き手が少ない」ことに対しての実感がありません。
雇いたいけど雇えない…仕事がたくさんあるのでしょうか。人が集まらないのは、ブラック企業という言葉もあるように“仕事と報酬が見合わない”と多くの人が思う仕事なのではないでしょうか。
私が前編に書いた「雇用の流動性が高く」て、多くの人が職に就くことを前提として世の中を組むのであれば、その一つとしては
・ワークシェアリングをして賃金が下がる
ということを受け入れる必要はあるのだと思います。
またその両輪になりますが、「生産性を上げる」「効率を上げる」わけですからアウトプット(=供給)が増えます。結果的にそのサービス、財の供給が増えますから、購入する人があわせて増えなければならないのが原理になります。
だから経済、景気があがらないとだめだ。という因果は納得できます。経済全体が沈下していく場面では、結局働けど給料上がらす…のスパイラルでしょう。
このBlogの以前のエントリでも取り上げてますが、
例えば24時間営業のサービスなど、子育て世帯が働けないような時間帯に提供されるサービスにはプラスの代金を払うことが大前提…のようにもならなきゃいけないはずです。
いつものことですが、いろいろ考えるにつけ、待機児童解消!保育園と学童設置!とだけ叫ぶのは地方自治体レベル(地方自治が軽いというわけではなく、身近で喫緊の課題に接しているということ)であり、国政、国を導くリーダー達にはもっともっと高次元で知恵を出し合って、そして実行してもらわないと何も解決されないんだなと…頭の中がぐるぐるしてしまいます。
Blogと言うメディアなので結論めいても自身の実行策にもなってないですが、今回の記事に関する思考はこのへんにしておきます。