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代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

12月 18th, 2014

家族と子どもとスマホ

こんにちは。シンカ代表の手島です。

年末になり、ことし一年を振り返るニュース記事も見られるようになりました。
昨夜の日経の夕刊にあった記事です。

2014家族の事件簿(2) 少女誘うスマホの闇 いじめ、帰り遅い親。「援しよう」書き込んだ

警察庁によると、今年上半期、スマホで交流サイト(SNS)を使って性犯罪などの被害に遭った18歳未満の子供は543人で過去最多となった。

絶対的な数の問題ではなく「過去最大となった」ということで拡大傾向であるということは無視できないと考えます。

親子の関係、子が親に“反抗”するのはいつの時代でも変わらない姿だとは思います。
ただ、その手元にあるツールは、社会の闇の入り口にとても近いというのは肝に銘じる必要があります。

変わらない親子関係に、今の時代にあった注意の向け方をする必要があるのではないでしょうか。

 父親の反対を押し切り小6でスマホを持った。中1の冬にいじめが原因で部活動をやめ、家にいる時間が増えたが、共働きの両親は帰りが遅い。無料通信アプリのチャットで見知らぬ人とやりとりするようになった。

共働きですと、子どもとの連絡用にと持たせたくなる気持ちは良くわかります。

我が家は通話と定型メッセージのみの子供用携帯を使っています。

我が家の長女は小学5年生で、周りにはスマホを持っている友だちも多いようで、いつも「私もジュニスマ(※ジュニア向けスマホ)欲しい」と言っています。でも同学年の女の子同士で、LINEのコミュニケーションがきっかけでのケンカ・仲間はずれ・イジメもあったという話しも漏れ聞こえてきて「スマホ=LINE」ということにして
・持つには早い
・スマホのないところで本当の友だちを作って欲しい
・そんなツールひとつで大騒ぎになるような軽い関係の中で過ごしてちゃもったいない
ということなどを話しています。

父親から定期的にネット上の書き込みなどチェックされるようになり、少女は不満顔だ。「うるさくてむかつくこともある」。そう言いながらも、照れくさそうに笑った。「でも、やっぱりそばにいてほしいかな」

いつの時代でも親子が近い距離感を保つことは、変わらず重要なことであるということだと思います。

でも、共働きが当たり前になってきている世の中で、どうしても直接触れ合う(同じ場所にいる)時間は少なくなるのは事実です。

時代とツールに流されないことと、今の時代にあったコミュニケーションの着地点を見つけるのは簡単ではないのでしょう。

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