12月 18th, 2014
家族と子どもとスマホ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
年末になり、ことし一年を振り返るニュース記事も見られるようになりました。
昨夜の日経の夕刊にあった記事です。
2014家族の事件簿(2) 少女誘うスマホの闇 いじめ、帰り遅い親。「援しよう」書き込んだ
絶対的な数の問題ではなく「過去最大となった」ということで拡大傾向であるということは無視できないと考えます。
親子の関係、子が親に“反抗”するのはいつの時代でも変わらない姿だとは思います。
ただ、その手元にあるツールは、社会の闇の入り口にとても近いというのは肝に銘じる必要があります。
変わらない親子関係に、今の時代にあった注意の向け方をする必要があるのではないでしょうか。
共働きですと、子どもとの連絡用にと持たせたくなる気持ちは良くわかります。
我が家は通話と定型メッセージのみの子供用携帯を使っています。
我が家の長女は小学5年生で、周りにはスマホを持っている友だちも多いようで、いつも「私もジュニスマ(※ジュニア向けスマホ)欲しい」と言っています。でも同学年の女の子同士で、LINEのコミュニケーションがきっかけでのケンカ・仲間はずれ・イジメもあったという話しも漏れ聞こえてきて「スマホ=LINE」ということにして
・持つには早い
・スマホのないところで本当の友だちを作って欲しい
・そんなツールひとつで大騒ぎになるような軽い関係の中で過ごしてちゃもったいない
ということなどを話しています。
いつの時代でも親子が近い距離感を保つことは、変わらず重要なことであるということだと思います。
でも、共働きが当たり前になってきている世の中で、どうしても直接触れ合う(同じ場所にいる)時間は少なくなるのは事実です。
時代とツールに流されないことと、今の時代にあったコミュニケーションの着地点を見つけるのは簡単ではないのでしょう。