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代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

1月 13th, 2015

食育と共働きへのプレッシャー

こんにちは。シンカ代表の手島です。

今朝の日経の一面の「食と農」という連載企画がこんな見出しでした。

願いは健康長寿(2)食育から「SHOKUIKU」へ 子供の舌守れ 万国共通

農業の現場と、給食の現場ががんばっているという取組みの紹介と、それを海外に出していこうという記事でした。

東京医科歯科大の研究グループは12年、埼玉県の小中学生349人の味覚を調べた。全体の31%が酸味や塩味、苦味、甘味のいずれかを認識できなかった。子供の舌を守るべく給食関係者は現場からの改革を続ける。  保育所運営のポピンズ(東京・渋谷)は野菜通販のらでぃっしゅぼーや(東京・新宿)と契約し14年11月から給食とおやつに有機・低農薬野菜を使い始めた。ポピンズで献立担当の中沢史江(33)は「食べ残しが目に見えて減った。敏感な時期にいいものを味わうことで舌の能力を高められれば」と期待する。
健康の基礎となる食習慣を子供のうちに。願いは万国共通だ。

ということで、味の素社がベトナムにも広げているという紹介もありました。

ちょっと観点が飛躍してしまうのですが、こういう話しを聞くにつけ、 「食育も家庭から」というプレッシャーが出てしまうことを危惧します。 いわゆる団塊世代の都会の核家族から独立した共働き家庭にはプレッシャーになると思います。

私も食事を作りますが、子どもたちは美味しいと言って食べてくれますが、食育だなんて考えて、子どもたちに伝えていくことなどはほとんど考えられません。

私自身が食育に興味をもって大人になったわけではなく、ただ美味しく、楽しくという考えだけですから、とてもそんなことまで手が回りません。精一杯やったとして、食事を作る手伝いをしてもらうとか、食材の買い物のときに産地とか季節などの会話をする程度です。

料理だって、危険な食材、製造過程が良くわからないようなものを使わないとか、 栄養が偏らないようにしようという程度が精一杯です。

食育は大事!なことは重々承知ですが、 あまり家庭、特に仕事と家庭を両方頑張っている人たちに 過度なプレッシャーにならないように…と、こういう話題のときに思うことが多いです。

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