1月 21st, 2015
保育所への個人の寄付の優遇強化だそうですが
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のエントリで保育所に対して個人が支援するということを取り上げている記事について書きましたが、今朝の日経の記事に政府が制度を改めるとのニュースがありました。
保育所への寄付、税優遇を拡大 増設を後押し
2015/1/21 0:07[有料会員限定]
「受益者が負担する」という考えにも通づるので基本的にこの方針には賛成です。
全部が全部、国が、行政が面倒見てくれるとしてもそれは税金で負担する必要があったりするわけで、どこかで自分たち(今回でしたら利用する親、家族)も負担しなければならないという点には賛成です。
しかしながら記事を見ると
寄付額から2千円を差し引いた金額の40%を、所得税額から差し引ける。差し引ける額は所得税額の25%が上限だ。
これだけ??全額所得から引いてもいいくらいでは。
でもそうすると、自分で運営する保育園に自分が寄付すると節税ができる…などになってしまうからでしょうか。
今回の見直しは15年度の税制改正大綱に盛り込まれた。保育所の整備が遅れ、保育所に入りたくても入れない待機児童の問題は解消が進んでいない。政府は個人の資金も活用して少子化対策を進める考えだ。
考え方は良いですが、何かパンチが効いてないといいますか、本気で改善したいんですか?と思うような内容に感じました。