3月 6th, 2015
スウェーデンの子育て社員活用「ParentSmart」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALの記事の紹介です。スウェーデンの様子が書かれています。
職場で必ずしも良い顔だけではないということは少々驚きました。やはり「100%」ということはないのですね。
ただ、今回の記事は、スウェーデンのというよりも、ここで語ってらっしゃる女性の言葉が印象的でした。
「育児は人材育成」の価値があるという言葉はとても重要だと思います。
日経DUALの記者がききました
―― 最後に確認したいのですが、この考え方は育 児をしていない社員を排除するものではありませんよね?
ブルーノ もちろんです。名前こそ 「ParentSmart Company」ですが、子育てだけに限らず、社員が職場の内外で培う様々なスキルを、企業が積極的に活用していくという考え方です。例えば、介護中の社 員も類似のスキルを身に付けていると言えるでしょう。仕事の後に社会人大学で勉強をしている社員、習い事をしている社 員、スポーツをしている社員、ペットを飼っている社員だってそうかもしれません。
今は時代が注目しているという意味もあって、親 であることに焦点を当てていますが、育児中社員以外を排除するものでは決してありません。育児中社員のスキルを入口とし て、仕事以外に熱中するもののある社員全員に関係したものです。そういう意味で、企業のダイバーシティーを促進する考え 方だと言えるでしょう。
たまたま、子育てと育児の両立というスポットライトを当てて語っていますが、大事なことは、仕事一辺倒という狭い視野ではなく、ひとりの人が持つ多面性を活かす…ということなんだと改めて思いました。