3月 12th, 2015
日経ビジネス誌も「子宝企業」特集
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経ビジネス誌の表紙が「日本を救う子宝企業」という特集タイトルになっていました。こんなところにまで少子化が影響力をもってきたということでしょうか。
中ほどの特集記事に、漫画家の弘兼憲史さんとサイボウズの青野社長の対談があるということで、購入して読んでみました。
詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、印象に残ったことは
弘兼 多様性はあってしかるべきです。「イクメン=正義」「モーレツ社員=悪」という図式になると社会に大きな溝ができてしまう
まさにその通りです。
“イクメンでなければ人でない”みたいになってしまっては本末転倒で、それぞれの置かれている状況、ライフステージごとに何に重きを置いて過ごすか、自分の成長を求めるのか、ということだと思います。
弘兼 やっぱり多様性が重要になってくる。個人を尊重できる会社が生き残れるわけだね。人生は必ずしも出世するのが幸せかどうかはわかりません。大企業の重役になっていても不幸な人は多くいるわけだし。青野 僕たちは一度何が幸せ化を考えた方がいいのかもしれませんね。出世や仕事、家庭の何が大事かを決めてから、人生設計をすればいい。
子どもを産まなければだめ、イクメンしなければだめ、先日のこのBlogでも取り上げたコラムにあるように「母親は子どもつきっきりでかわいがらなきゃだめ」のように、すべてがゼロorALLで画一的に押し付ける世の中になるのは避けたいです。
“多様性”っていう言葉は使いやすいですが、実践、実現はすごく大変だなと改めて思います。