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代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

3月 23rd, 2015

なぜ変わらないかを考えないと

こんにちは。シンカ代表の手島です。

日経新聞に長時間労働に関する記事がありました。

長時間労働ニッポン 欧米にない3つの土壌  14年の正社員残業、173時間で最長に
2015/3/23 0:00

景気がいいと労働時間が長くなる…「日本的雇用」を最も表している事象ではないでしょうか。

この記事には、もう言い古されている言葉がたくさん並んでいました。

 長時間労働の第1の理由は、終身雇用にある。日本は社員を定年まで雇うのが原則だ。売り上げが落ち、仕事が減っても、解雇されるケースは少ない。米国では受注が増えれば社員を増やし、受注が減れば社員を減らすのが普通だが、日本では「今いる社員の労働時間を増やしたり減らしたりして対応するのが一般的」(浜口桂一郎・労働政策研究・研修機構主席統括研究員)
最近の景気回復と人手不足を受け、正社員は残業して仕事をこなしている。「転職の機会が乏しいため、会社に無理に働かされても簡単には仕事を辞められない」(山田久・日本総合研究所調査部長)という側面もある。
山本勲・慶大教授の調査によると、長く働く人ほど、出世する傾向があった。
「日本は社員ごとの業務の範囲があいまいなため、生産性が高い人に仕事が集まりやすい」(山本教授)
山本教授は「欧州では長く働く人は生産性が低い人と見られるが、日本はプラスの評価になりやすい」と指摘する。
「日本は社員ごとの業務の範囲があいまいなため、生産性が高い人に仕事が集まりやすい」(山本教授)
自分の仕事が終われば帰宅できる欧米とは違い、日本はチームで仕事を進める。優秀な人が長い時間働いて仕事をこなし、結果的に昇進するという側面は否めない。

前から言われいるこういう状況がなぜ変わらないのか?変えられないのか。
長時間労働に限らず、年金・社会保障・子育て・待機児童…どうやったら変わるのか、変わらないのはなぜなのか、こそ考えないと変わらないんだと思いました。

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