5月 1st, 2015
ガラケー終了!?
こんにちは。
シンカ代表の手島です。
少し前のニュースですが、日経新聞の一面を大きく飾りました。
従来型携帯の生産終了 国内各社、17年以降
NECは端末完全撤退 2015/4/24 2:00 [有料会員限定]
パナソニックなど日本の携帯端末メーカーが独自の基本ソフト(OS)を載せた従来型携帯電話、通称「ガラケー」の生産を2017年以降に中止する。スマートフォン(スマホ)の普及が進み、ほぼ日本だけで通用する従来型携帯は開発が重荷になっていた。コスト削減のため、開発する全端末のOSをスマホの標準である米グーグルのアンドロイドに統一する。日本がかつてけん引した従来型携帯の基幹技術がその役割を終える。
という報道です。
20年前は「携帯を1人1台」なんてことは考えられませんでした。
10年前はiPhoneに代表されるスマホがここまで普及するとは思っていませんでした。
こんなに速いサイクルで世界が回っているんだという象徴のようなニュースです。
でも
今回、メーカーは独自OSの携帯機種の生産を中止する。ただ、折り畳み式やボタンが付いている形状は中高年を中心に根強い人気があるため、外見や操作性が従来風の端末の生産は続けるが、実態は従来型ではなくアンドロイド機種となる。NTTドコモの「iモード」などのサービスは当面維持する。
とのこと。「なんだ結局残ってるんじゃン」ていうことも言えます。
中身に詳しくない方にはどうでもいい話なのかもしれません。形や使い勝手は変わらないのであれば。
何をもって「従来型」「ガラケー」と呼ぶのか。この定義自体が「メーカー主体」「消費者不在」なのかもしれませんね。時代の速い移り変わりと、消費者視点とを忘れないように、自身の仕事を常に考ていかないといけないと思わせてくれるニュースでした。