5月 8th, 2015
日経DUALコラム「小島慶子 我が子の職業を心配する前に考えたいこと」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALのコラムにあった記事の紹介です。この方はいつもこういう論調ではあるのですが、今回は共感できるお話しでした。
子どもの就業に関する価値観という話しだけではなく、進学やいろんな人生の”岐路”といいますが、決断を迫られるときにもこういうことはありそうです。
子どもたちに与えなくてはならないのは「これこそがあるべき人生」という唯一絶対のプランではなく、「これがだめならあれで」と考えてリスクをとれる、プラン書き換え能力である
今さえハッピーならそれでいい、でもなく、あるべき人生以外は敗北だ、でもなく、どっこいしぶとく生きて行く力をどうやって我が子に与えるか。学力はもちろん必要だけれど、それと同じくらい大事なのは「人生は思い通りにならないが、思いがけなく面白いものだから、捨てたものではないよ」と親が言ってやれるかどうかだろう。
仕事に関して言えば、親が旧価値観に囚われの身となっていてはいけないですね。もちろん、一社専念の状態でもハッピーであれば良いわけですが、嫌々続けて病むほどのことをするのなら、違う環境を求めてチャレンジする姿を見せた方が良いと思います。ただ、言うは易しで、雇用環境や転職市場がそれを許さないことの方が多いでしょうが。
結局のところ、親自身がいろんな選択を経て今いる状況でイキイキと過ごせているか、ということなのでしょう。