5月 28th, 2015
「リーン・イン」を読んで
こんにちは。シンカ代表の手島です。
女性のリーダーで著名な方の著書を読みました。
Google、Facebookで要職を歴任されているシェリルサンドバーグさんの本です。2年前くらいでしょうか、話題になったのは。
以前このBlogでも取り上げたことがありましたが、その後、旦那さんが不慮の事故で他界されたニュースも入ったので、通して読んでみました。
いろんなことが書いてあるので、詳しいことは実際に読んでいただきたいのですが、現代のアメリカでもまずは女性は家庭。男性は仕事。仕事は長い時間がんばっている方が評価が高い…というのが一般的だということに驚きを覚えました。
印象に残っている部分を紹介します。
(「リーン・イン」 P35-36)
すべてを完璧にこなそうとすると、それはそれは困難であるのは当然かと思います。
メリハリをつける、自分の価値観において重要なものと、そうでなく我慢できるものとの区別が必要になります。
(同、P172)
ハッキリと妥協と犠牲…なんて言わなくてもいいと思うのですが、親となると、1人のときとは違う制約が入ることは確かです。
全体として、私の中に何か教訓めいたことが残ったかと言うと、正直微妙なところでした。「多様性」や「平等」を重んじると思っていたアメリカだって、古典的な価値観、社会的通念があるんだなというのが発見でした。
そんな中でもかっこいい言葉も紹介されていました
(同、P184)
私もこうありたいです。
最後に、著書でも最高のパートナーと紹介されていた旦那さんのデーブ・ゴールドバーグさんのご冥福をお祈りするとともに、彼女が悲しみを乗り越えて活躍することを願っています。
参考エントリ
日経DUAL「家事する夫はロマンチック」 2015/3/18
男性と女性の平等への道は長い? 2015/3/17