7月 23rd, 2015
“所沢市問題”の続報
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経ビジネス誌のコラムで久しぶりに所沢市の「第二子出産時の一時退園問題」を目にしたので、今どうなっているかをネットで見てみました。
親同士のやっかみが生んだ育休退園問題
「第2子以降の方が入園に有利」という現状
武田 安恵2015年7月22日(水)
だそうです。この筆者の方もお子さんいらっしゃるようで「保活」もし、第二子のことを考えていらっしゃるようです。わが身のことと思えば気が気ではないでしょう。
この問題は、一時退園しなければ「なんで育休が取れて仕事に行っていないのに保育園に預けられるの?」という不満があがりますし、一時退園すれば「なんで一度入ったのに出なきゃいけないの?」という不満が出ます。
両立させるには、保育園をたくさん作り保育士さんをたくさん確保しないとなりません。それが叶わなければどちらかに”寄せる”しかないですよね。
所沢市のwebサイトに、目的も明記されていました。あくまで行政側の都合の主張ですが、きちんと謳っているところは評価すべきではないでしょうか。
【所沢市webサイトより】
育児休業中の保育について
更新日:2015年7月14日
(中略)
家庭での保育が可能な児童に一旦退園していただくことで、現に就労等により保育が必要で入園を待っている児童が入園できるようになります。
NHKのサイトに問題の解説も載っていましたので、リンクを貼っておきます。
“育休退園”
2015年06月27日 (土)
ちょうど退園対象時の継続を認める…というニュースもあったのですね。
育休退園制度 原告2人に通園継続認める
7月22日 18時43分
評価基準を透明にしてしまうと、完全なる点数競争になりますし、ファジーなところを残すと、疑心暗鬼が広がりそうですし。どちらにしても難しい問題ですね。
皆さんはどうお考えになるでしょうか。
■参考エントリ
所沢市の一時退園問題に思うこと | Synca Blog
2015/6/29