7月 30th, 2015
保育園料に月額12万円超を払ってでも!?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
最近のエントリでは育休退園の問題を取り上げていますが、そもそも「保活」「待機児童」が異常な状況だというのを思い知らされる記事にも事欠きません。日経新聞、日経DUAL誌共通の記事から紹介します。
0歳児と満員電車で40分、保育園料は月額12万円超
2015/7/16 6:00
ところが調べるうちに、「就業していないと保育園に入れるのは非常に難しい」ことが分かってきて。募集要項を読むと、今仕事をしておらず、求職中の状態だと点数がかなり下がってしまう。「フルタイム8時間の共働き」という状態でないと保育園に入れないのが「大前提・オブ・大前提」ということを理解しました。
仕事が無くなったら、保育園どころの話ではない…。それで、慌てて産休中に転職活動を始めたのです。
―― この問題は、他の保活ママからも多く指摘されています。仕事をしていない状態でハローワークで求職すると「保育園に入れるという確証はあるのですか」と聞かれ、保育園は、就労していないと申し込めない。制度のはざまに落ちてしまうと。
保育園に入れるために仕事をする…なんか本末転倒、主客逆転のように感じます。
私達は本当に最後にぎりぎりの選択をして12万の保育園を選びましたが、家計的にはとても大変でした。そしてそれが、すべての家庭にできることではないことは十分想像できます。うちだって子どもが二人いたらとてもじゃないけれど無理でした。この仕組みはどう考えてもおかしいし、変えていかなければならないと思います。
育休退園問題だけではなく、そもそも子どもを産み、育てることが楽しい社会にするための道のりは遠く、いろんな問題が複雑にしかも強固に絡まりすぎていると感じます。