10月 7th, 2015
保育士の処遇を変えないと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
「保育園義務教育化」について考えていたからでしょうか、朝日新聞のwebサイトある関連した記事を見つけました。
いろんな視点満載で、とても興味深いです。それぞれの論点に私見を言いたいのですが量が多くなってしまうので、論点は絞ります。興味ある方はぜひご覧になってください。
朝日新聞デジタル>記事
保育士の給与はなぜ低いのか 待機児童問題から考える
聞き手・大井田ひろみ2015年10月6日10時59分
「アレルギーの子どもの対応を誤れば生命にかかわりますし、発達の遅れなど特別な配慮が必要な子どももいます。子どもや家庭の状況が様々ななか、保護者への対応もあります。午前7時台に始まり、午後8時以降もあいている保育園も増え、早朝や夜間、土曜日の勤務も増えています。子どもの人数によって配置する保育士の人数が決まっているため、休みにくいこともあります。それにもかかわらず、『子どもと遊ぶだけで、特別な知識もいらない』と認識している人がいるなど、社会的評価が必ずしも高くありません」
「義務教育化」論をするには、まずは保育士さんの”地位向上”が絶対に必要だと思います。少なくとも、尊敬される存在にならないといけません。
小学校から大学に上がるつれ、高度で専門的な学問・研究を行っているのかもしれませんが、乳幼児が社会性を身につけるという、とても大事な時期に、日中の活動のほとんどの時間を一緒に過ごす保育士さんが、どれだけその子の人格・社会性に影響を与え、そのことがどれだけ将来の世の中に貢献しているでしょうか。
そういった観点で保育士さんがリスペクトされる存在にならなければなりません。社会全体がそう思ってないといけまえん。そういった状況に自然になっていかないのなら、国の出番だと思います。国がその方向に向けていくという必要があると強く思います。