10月 8th, 2015
根拠レスからの脱却が必要
こんにちは。シンカ代表の手島です。
保育園義務化の本の話題から一連の続きになります。
この本の中でも紹介があったのですが、「学力の経済学」という本は非常に興味深いものでした。
海外の事例がほとんどですが、3歳児神話は本当に神話であるということが立証されているデータなどが紹介されています。
保育園義務化の本の著者の古市さんが本の中でこういうようなことを書いてました。
国のえらいおじさんたちが、感覚論・抽象論・個人的感想的なレベルで「子どもは幼いうちは母親といるべきだ」というよなことをしたり顔で語って、そのままそれが受け入れられてしまう。と。
「学力の経済学」に紹介されているような事例や、昨日のブログで取り上げた記事に紹介されている海外の事例などみると、いかに日本のリーダーたちの育児論が”根拠レス”なのかが良くわかります。
育児や幼少時の教育というものを具体的な数値で検証し、どう手を打っていくのかを考えないと、いつまでたってもぼやっとして好転はしないのでしょう。
かといって日本でいまからそういった”実証実験”をするのにはとてもハードルが高いと思います。だとしたらなおさら、過去の海外の類似の事例から、何か手を打つことを考えても良いのではないでしょうか。
興味ある方ぜひご覧になってみてください。