10月 15th, 2015
ガラスの天井と時短勤務と
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALにあったこの記事から。欧米の共働き事情も紹介されています。
罪悪感なんて感じない 息子は「早く会社に」と!
ロンドン・ビジネススクール教授、『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットンさん。共働きの海外事情を語る
私が「時短勤務」をしたときは妻が30代中盤でした。妻も”ガラスの天井”を意識したのか、一度フルタイムの土俵で評価を受けてみたそうだったので、私が育児をすればチャレンジできると思ったので引き受けました。
その結果、彼女は育児の制約を持っていたら上がれないだろうステージまで何とかたどり着けたと思っています。
私が時短勤務ができたのは、小規模な会社・ファミリー的なところでしたので、いろんなわがままも許してもらえる(勤務時間は関係なく仕事に穴を開けなければ良い)環境でした。
ほんの数年前のことではありますが、夫婦ともに保守的・大企業でしたら難しかったかもしれません。
いまでは育児することは正しい・当たり前のような風潮になってますから、これからの世代の人はぜひ積極的にチャレンジしてほしいと思います。
今回の記事で印象的だったことは、私は男性の育休について、特に産前産後の休暇には懐疑的でいます。自分自身は出産時は数日だけで、その後の育児勤務の方が濃い時間だったので、出産時より、その後の時短の方が重要だという思いでいました。ところが、彼女はこんなことを言っていました。
ということだそうです。言われてみればその通り。ですね。
産まれたばかりの命。親がいなければ何もできない命と長く過ごせば、その後も放っておけないという気持ちが芽生えるのは当然です。
私も考えを改めます。出産直後も保育園に通ってるころもどちらも大事。結局、いつでもってことですね。