11月 26th, 2015
私立小のすべてが宿題がないわけではない
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALのサイトに載っていた記事です。
私立小の宿題 ほぼ全員塾通いの高学年は毎日出ない
【共働きっ子の宿題大作戦特集】(4)東京都市大付属小学校の先生に聞いた 宿題は受験と習い事に配慮
私は有料会員になっていないので、記事のさわり部分しか読めません。この記事が主張したいことの本質を外してしまうかもしれないのですが、私が感じた違和感です。
在籍する児童はほぼ全員が中学受験し、進学実績も確か。その工夫を凝らした教育プログラムから「日本一楽しく中学受験ができる私立小学校」と呼ぶ人さえいるという。
私立小と公立小の対比をする記事のようですが、すべての私立小に当てはまるかというと…中学受験前提の私立小という条件ですよね。少なくとも私の娘が通う私立小は最終学年であっても宿題は出ています。
娘の私立学校は大学までつながっていて、余程のことが無い限りは上がっていけます。その最大のメリットが、小学5-6年という身体と心が成長する時期に勉強漬けにせず、ゆったりと過ごすことができたということだと感じています。
もちろん、その反対側から見たデメリットはあるわけで、付属のエスカレーターなので、中高から合流する子どもに比べて勉強時間不足・知識不足という点は否定しません。ただ、人間性を育むということでは間違っている選択ではないと思えています。
この記事の見出しと冒頭の読者を食いつかせるための文章を読んだだけですが、小学受験をしてさらに中学受験前提の生活って、子どもも家族も大変なのではと思ってしまいました。
塾に行く前提だから宿題を出さない学校があるなんて。学校のことをきちんとやっていれば学力がつくって思う私は未熟なのでしょうか。