1月 7th, 2016
病児保育施設を整備するだけじゃ足りなくて
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日取り上げたニュースについて、別の観点から考えました。
急病の子 預けやすく
厚労省、保育施設の普及後押し 看護師常駐求めず
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でも結局は、子どもが“急病”になったら半日程度は出社できないということになると思うのです。
- 保育園から電話がかかってきて迎えに行く=翌日は病児保育室に預けるけれど、その日は退社する。
- 朝に熱がわかり、いつもの保育園ではなく病児保育に変更する→朝は遅刻もしくは午前休
ですので、やっぱり職場の理解と環境整備も同時に進まないとせっかくの病児保育増設の効果も半減です。
チームで仕事を共有し、急な欠員でもフォローし合える環境であること。もう一歩踏み込んで、在宅、リモートで仕事できるようにして、仕事の穴を開けさせないという環境の構築も大事になってきます。
もちろん、業務の内容によって適/不適の差はありますが、こうした環境整備にも国の施策が向くと、世の中もぐっとワーキングマザー(ファザー)を受け入れる空気だったりそもそもの長時間労働を改善する機運も広がると思うのですが。