3月 14th, 2016
具体策がわからない!そうです
こんにちは。シンカ代表の手島です。
本当にこれは奇跡と呼ぶのか、ネットの力と呼ぶのか。たった一つの匿名のつぶやきがここまでなるとは、信じがたいですね。
言葉遣いがどうこうという論もありますが、私は、そういった言葉遣いだったからこそセンセーショナルに取り上げられたと思うので、今回のことは肯定的に捉えています。
日曜日(3/13)の日経新聞にある論説委員の方のコラムがありました。読んでみて、全くその通りなのですが、どうするの?という内容でした。
そうしたら同じ日曜日にフローレンスの駒崎さんが具体的な施策の提言をされていたので、合わせてご紹介します。
駒崎さんの投稿は長文ですが斜め読みでいいのでざっとご覧になってみてください。
とにもかくにも「日本死ね」の言い方が酷いなんていう議論はまったくもって的外れなので、ことの本質をどうするか、考えましょう。
日曜に考える 時流 中外時評
今こそ待機児童の解消を 子育てを社会で支えよう 論説委員 辻本浩子
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駒崎氏のブログ↓
2016年3月13日
政府が待機児童対策で困っているようなので、具体策を出してみた
このエントリの冒頭で紹介されている新聞記事があるのですが、その中にこんな言葉がありました
朝日新聞デジタル
待機児童ゼロ、首相は決意表明したけれど 乏しい即効策
池尻和生、伊藤舞虹2016年3月12日05時11分
首相が11日に表明した保育士の待遇改善策も、政権が掲げる「希望出生率1・8」の一環として盛り込むことは既定路線だ。保育の受け皿を50万人分に広げることも、新年度予算案などに反映させたばかりで、新たな予算措置は難しい。ある関係閣僚は「急いであやふやな案を出しても失敗するだけだ」と語る。
こうした中、塩崎恭久厚労相は11日の衆院厚労委員会で、保育所を探す「保活」の実態や改善点を調べるため、厚労省のホームページ上で意見を募集する考えを示した。
保活の実態を知らない…悲しくなりますね。自治体もちゃんと上に伝えてないのでしょうか。それこそ、落選通知直後の窓口の担当を実際にやってみるのはどうでしょうか。
↓朝日新聞デジタルの記事を紹介しているハフィントンポストより
「まさか全部落ちるなんて」保育所難で悲鳴、吹田市は1000人前後落選
朝日新聞デジタル | 執筆者: 田中陽子
投稿日: 2016年03月05日 09時46分 JST 更新: 2016年03月05日 09時46分 JST
相談中、左右の窓口から同じように詰め寄る保護者の声が聞こえてきた。
左隣では「どうやって育てていけばいいんですか」と母親が泣き叫び、選考で有利なひとり親家庭にするためか、「明日、離婚します」と父親が語気を強めた。右隣では赤ん坊を抱いた母親の横に祖父母が立ち、「何とかせいや」とすごんでいた。