6月 6th, 2016
出る杭はどんどん伸ばす
こんにちは。シンカ代表の手島です。
6/3の日経新聞朝刊にこんな記事がありました。
小中生の「出る杭」伸ばせ 文科省、選抜し大学で授業
理科や数学、優秀な子供対象
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お、ようやくと思いました。この見出しにあるような方針は大賛成。でも記事を読んで少しがっかりしました。
天才児が物足りないと思って過ごす時間がとにかくもったいないという意見に大賛成です。日本の将来にとっても大事なイノベーションの芽を摘んでしまうことの損失は計り知れません。
夏休みや週末を利用し、1~2年かけて実施。全国数カ所の大学や高等専門学校、企業を拠点とし、拠点ごとに小中学生約100人を募集する。理数、情報などの特定分野で「とがった」才能があり、学校教育をはるかに超えた水準の課題に取り組める児童・生徒を想定。全教科で優れていることは求めず、発達障害のある子供にも門戸を開く。
週末だけ?完全な寄宿舎生活でいいのでは?
文科省によると、特に優れた能力を持つ小中学生は高いレベルで学べないと学習意欲が落ち、結果的に能力が埋もれてしまうとの研究結果もある。政府の教育再生実行会議の第9次提言も「公教育で能力を最大限に伸ばすことが重要」とした。
週末だけ「先進的」なトレーニングを受け、平日はそのつまらない時間を過ごせ?とそれも多様性だから人間生を高めるために必要?そうは思いません。そういう人格教育含めて、まとめて英才教育してもいいと思います。日本の将来のための日本の投資として。
文科省も自分たちで公教育が先端の人のためになっていないことを認めているのであれば、もっと「とがった」取り組みにしてほしかったです。
見出しを見て、お、いよいよ…と思ったのですが、まだまだ初めの一歩でした。
どんなことになるのか、期待を持って見守りたいです。