カレンダー
2016年6月
« 5月   7月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  
代表 手島 プロフィール
手島 正陽
シンカ株式会社 代表取締役

小規模のシステム開発会社に勤務していた2007年4月〜2011年10月の4年半、「時短勤務」として3歳長女・0歳次女の2人の娘の保育園送り迎えと家事一切を経験。(妻はプロジェクトが忙しい時期は毎日終電で帰宅) ワーキングマザーの大変さをまざまざと知りました。

そしてまた、2015年4月からフルタイムで働きながら夕方の家事も全部行う…生活に再挑戦中。学童保育も卒所した娘2人と日々奮闘中です。

この経験から、「子育てはもっと便利にできるはず」 「子育て本来の"楽しさ””充実感”が得られないのは残念すぎる」 という思いで、シンカとして独立した後は、『働きながら子育てすることを頑張っている人の役に立ちたい』という思いで日々サービス化を模索中。

シンカという会社名には「親になる=親化」の当て字も期待しています。 子育ては、親自身が学び、育っていく過程だと思っています。 私自身が子どもたち、子どもたちと接した時間から教わったことを世の中に還元できれば嬉しいです。

ちなみに、世間で言われるのは「ワーク・ライフバランス」ですが 私たちは「ライフワークバランス」と呼びます。 これについては下記Blogエントリ参照のこと。
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/life-work-balance/

6月, 2016

アメリカの保育士報酬事情

こんにちは。シンカ代表の手島です。

先日6/14(火)の夕刊にこんな記事がありました。

米の保育料、補助なく高額
仕事辞め子育て 増加
[有料会員限定]

FullSizeRender-7

子供の性格や成長に合わせてケアを選べてよかったが、「給料の大半が保育料に消えたのが痛かった」と振り返る
保育所の事業支出のうち人件費は約8割を占める。しかし保育士の年収の平均は2万2310ドル、時給にして約11ドルと清掃作業員より低く、離職率の高さにつながっている。

アメリカがもっと酷いということを知りませんでした。

お金がかかるのは仕方ないのです。「タダで」「格安で」できるというのは勘違いで、これはみんなが考えを改めないといけないと思っています。

対価という意味では、ちゃんと利用者が負担するんだということを明確にすべきだとは思います。”無償の”っていうことは、国もしくは行政が補助してくれているということも含めて、もっとちゃんと払うということをみんなが意識しないといけないと思います。

払って当然。対価としてお支払いする…とみんなが思わないと保育士報酬は上がらないです。

「サンドらず」ですって

こんにちは。シンカ代表の手島です。

今朝の日経MJ(日経流通)新聞に「おにぎらずに続け『サンドらず』で食べて」という記事が載ってました。

image1-18

新しい食べ方の提案ということですが、パンってもともとオープンサンドのように「載せて頬張る」ものじゃなかったでしたっけ?

サンドイッチ自体との違いが…でもいろんな発想も楽しいですね。

 

 

日経地域面「なぜ減らない待機児童」

こんにちは。シンカ代表の手島です。

先週の日経新聞の地域面、私は首都圏・東京版の地域ですが待機児童問題の連載がありました。

「なぜ減らない待機児童」

3回の連載で
・保育士が足りない
・潜在待機児童はもっと多い多いはず
・施設も量と質を両面で求められるからすぐには満たせない
ということのようです。

私自身は待機児童という定義自体が曖昧なので、「原則全員保育に預けられます」くらいな制度設計にしないと、あっちを立てればこっちが立たずにしかならないと思っています。

(上)保育士確保 支援厚く
足立区、復帰へ実習費負担 千代田区、育休取得しやすく
[有料会員限定]

(中)「隠れ」なお2万人 異なる定義、実態とかい離
[有料会員限定]

待機児童の実態がつかみにくい原因の一つに、国や自治体ごとに待機児童の定義が異なる問題がある。国は一定の基準を設けているが、地域の実情を考慮して自治体の判断に任せている部分もあるからだ。住む場所によって、待機児童とみなされるか否かが変わってくる。統計に表れない「隠れ待機児童」への対策も、行政が取り組むべき課題だ。
厚生労働省は原則として以下のケースを待機児童とみなしていない。(1)自治体が独自に助成する「認可外保育施設」に通っている(2)特定の保育所のみを希望している(3)親が求職活動を休止している(4)親が育児休業中――などだ。ただ(2)~(4)を待機児童に算入するかどうかは「状況を最もよく把握できる市町村が判断」することになっている。

(下)保育、質と量どう両立 24区市、国より基準厳しく
[有料会員限定]

参院選はじまりました

こんにちは。シンカ代表の手島です。

いよいよ選挙になるんですね。

この1回の参議院選挙で国がガラッと変わるとは思えませんし、「安倍政治を許さない」というような活動に全面肩入れするものではないですが、何とか、もっと市民生活が安心し未来を楽しく思える実感を持てる雰囲気になって欲しいと思います。

そんな週末の日経新聞にこんな記事がありました。

2016参院選首相、アベノミクスの果実で社会保障充実
[有料会員限定]

安倍晋三首相は10日、民進党の岡田克也代表の地元、三重県桑名市に入り街頭演説した。介護や子育てなどの社会保障の充実策について「アベノミクスの果実が13兆円ある。保育の充実や介護離職のゼロのために使っていく」と述べた。2017年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを2年半延期しても、経済成長による税収増で一定の財源が確保できるとの考えを示した。

この言葉を信用できますか?これまでの政治に納得できていますでしょうか。
個々人に問われている時代です。きちんと考えて投票という行動につなげたいです。

こんな記事もありました。この国をどこに向かわせるのか、それぞれが考えましょう。

けいざい解読「成長で税収増」は安定財源か 歳出改革、怠れば停滞
[有料会員限定]

高い増収が続くのか、という疑問も消えない。

 内閣府試算は15、16年度に名目2.9%の成長が続く想定だが、15年度の実績は2.2%増と0.7ポイントも低い。16年度も厳しい状況にある。「『世界経済に危機が来るかもしれない』という前提のもとで税の自然増収を望むのは非論理的だ」と第一生命経済研究所の熊野英生氏は首をひねる。

 経済が成長し、税収がきちんと増える環境を整えるのは正しい路線だ。だが楽観的なシナリオに頼り切りで不人気な歳出改革を怠っていては、財政の将来はもたない。

結婚すると18万円もらえます!?

こんにちは。シンカ代表の手島です。

今週の驚いたニュース。日経新聞の夕刊1面でした。

新婚さん支援 最大18万円支給 内閣府、住居費など
2016/6/7 13:13[有料会員限定]

FullSizeRender

 

内閣府は今年度の少子化対策予算の中から約11億円を充てる。婚姻件数の増加を促すことで、政府目標の希望出生率1.8の実現につなげる狙いだ。
内閣府は若年層の経済的な不安が結婚を阻む一因になっていると判断。低所得の新婚カップルの支援に踏み切る。

だそうです。

無いよりはあって嬉しい施策だとは思いますが、ただでさえ財源がないとかいろいろ言われている中で、本当に今「まっさきに」やるべきことでしょうか…。一人1回ですよね?

日本が祝日大国から休暇大国になるために

こんにちは。シンカ代表の手島です。

この話題、今日まで取り上げさせてください。

かれんとスコープ
祝日大国増えぬ休息 有休取得率低迷続く

紹介している記事の終盤にとても参考になるインタビューがありました。

■関連インタビュー■ニッセイ基礎研究所の土堤内昭雄主任研究員

「労働時間の削減はもっと正攻法でいくべきだと思う。仕事の無駄を省いて生産性を上げる。今までのように社員を一律管理する手法自体が今後は通用しなくなる。生産年齢人口が減少し、子育てや介護など様々な個人的事情を抱える社員にどう働いてもらうかが重要だ。一律に休まなければ職場が回らないようなマネジメントでは、こうした状況に対応できるはずもない。有休取得に限らず、個々の事情に応じて働ける環境を整えていかなくてはいけない」
「学校のあり方も見過ごせない。もし平日に有休を取れたとしても子どもは授業があって学校を休めない。そのため家族持ちだと有休を取る意義が薄れてしまう」
「私は1980年代に企業派遣で家族を伴って米国に留学した。就学前の我が子を連れて平日の動物園に行ったとき、小学生くらいの子どもを連れた家族が多くいたのに驚いた。地域の特別な休校日だと思ったが、後日同僚に確認したら違っていた。『親の仕事が休みだったから、学校を休ませただけだろう』。同僚が平然と説明するのを聞いて、もう一度驚いた。日本では学校の授業が最優先。家庭の事情で学校を休むなんて考えられない」
「当時は米国の考え方が理解できなかった。でも今なら分かる。学校だけが教育の場ではなく、家庭でも教育はなされる。米国は家庭教育も大切に考えているから、保護者の申し出があれば授業日でも子どもが休むのを認めている。例え旅行やレジャーであっても親と過ごす時間は貴重な教育機会だ。日本の学校も、親の有休に合わせて抵抗なく休めるようになってもいいのではないか」

みなさんはどうお感じになりますが。

私は義務教育はできるだけ休ませないことは大事かと思います。

まずは、それぞれの自治体などで年間の学習日数を決めれば自由に休みの期間が取れるように。そしてその親御さんもそれに合わせて有給休暇を気兼ねなく撮れる社会になりたいです。
GWや盆暮れ正月の激混みを避けて旅行・レジャーができるようになるといいと、本当に思っています。

また、上記インタビューにあるアメリカのように学校を休むことを認めるのだとすれば、集合教育を休んでも個別にフォローできる体制が整備されること、
ただ休むとしても学校が定めたその期間の履修の内容を修めることが条件です。その上で、家族の事情で休みを認める…のなら良いのかなと思います。
また、家族側も学習に遅れても学校を非難しないことも求められるでしょう。

そんな日本に…なりますでしょうか。

(続)日本は祝日大国

こんにちは。シンカ代表の手島です。

昨日の話題の続きです。

日本は祝日大国 | Synca Blog

みんなそれぞれがもっと自由に休めるといいのですが。せっかくの権利なのに。

紹介している記事のリンクを再掲します

かれんとスコープ
祝日大国増えぬ休息 有休取得率低迷続く

上司や同僚に遠慮
 ただ、厚生労働省の意識調査(14年)では、年次有給休暇の取得に7割弱が「ためらいを感じる」「ややためらいを感じる」と回答した。その理由(複数回答)は「みんなに迷惑がかかると感じる」「職場の雰囲気で取得しづらい」「上司がいい顔をしない」などが上位に並び、職場環境の問題が浮き上がる。

結局、国が決めた、”お墨付き”がないと休めない国民性なのでしょうか。
そしてそれは、せっかくのお休みなのにGWやお盆、年末年始のようにただ混雑しているところに出かける…ということになるのだと思います。

休みを取って出かける立場も疲れるし辛いだけ、サービスをするほうも、大勢の人をさばく、こなすということになり、とてもとても”おもてなしする”ということにはならないのだと思います。

ちょうどこの本を読んだところでしたので尚更ナットクでした。
『新・観光立国論』
デービッド アトキンソン (著)

みんながハッピーではないこの習慣、なんとか打破できないものでしょうか。

日本は祝日大国

こんにちは。シンカ代表の手島です。

先日の日経新聞にあったこんな記事。

かれんとスコープ
祝日大国増えぬ休息 有休取得率低迷続く

日本は祝日が多いのだということを知りませんでした。『先進国の中で際立って多い』…のだそうです。

でもこれって、休みすら国が、上からやらないと動けない、動かない。ってことですよね。
前向きに捉えて、上が言えばガラッと変わる可能性があるとも言えます。

例えばクールビズ。いつの間にか夏はノーネクタイってことになりました。

国が主導する、周りもみんなそうしてる…という空気になると、習慣はコロッと変わるのだなという好例かと実感しています。

この記事の主題である、長時間勤務、ちゃんと休もう…に向かって、みんなが足並み揃うといいですね。

ただクールビズということでは、スーツにノーネクタイは私は好きになれません。スーツはネクタイしてこその服装だと思います。

ジャケットにカジュアルパンツ。ネクタイ前提ではない服装でノーネクタイにしたいと思っています。

話がそれたついでですが、舛添都知事の不正会計問題での昨日の会見、知事はノーネクタイで記者会見だったのですか?

調査説明、弁護士任せ 舛添氏「恥ずかしい行動」
2016/6/6 21:16

スクリーンショット 2016-06-07 8.04.00

(画像は日経web記事より)

私の価値観では、これはネクタイしてほしかった。都庁ではノーネクタイ義務なのですかね?お金はグレーに使うのならノーネクタイのルールなんて気にしないで欲しいのに。

話がそれ過ぎたので、この記事に関連しての話題は明日に続きます。

出る杭はどんどん伸ばす

こんにちは。シンカ代表の手島です。

6/3の日経新聞朝刊にこんな記事がありました。

小中生の「出る杭」伸ばせ 文科省、選抜し大学で授業
理科や数学、優秀な子供対象
[有料会員限定]

FullSizeRender-6

お、ようやくと思いました。この見出しにあるような方針は大賛成。でも記事を読んで少しがっかりしました。

天才児が物足りないと思って過ごす時間がとにかくもったいないという意見に大賛成です。日本の将来にとっても大事なイノベーションの芽を摘んでしまうことの損失は計り知れません。

夏休みや週末を利用し、1~2年かけて実施。全国数カ所の大学や高等専門学校、企業を拠点とし、拠点ごとに小中学生約100人を募集する。理数、情報などの特定分野で「とがった」才能があり、学校教育をはるかに超えた水準の課題に取り組める児童・生徒を想定。全教科で優れていることは求めず、発達障害のある子供にも門戸を開く。

週末だけ?完全な寄宿舎生活でいいのでは?

文科省によると、特に優れた能力を持つ小中学生は高いレベルで学べないと学習意欲が落ち、結果的に能力が埋もれてしまうとの研究結果もある。政府の教育再生実行会議の第9次提言も「公教育で能力を最大限に伸ばすことが重要」とした。

週末だけ「先進的」なトレーニングを受け、平日はそのつまらない時間を過ごせ?とそれも多様性だから人間生を高めるために必要?そうは思いません。そういう人格教育含めて、まとめて英才教育してもいいと思います。日本の将来のための日本の投資として。

文科省も自分たちで公教育が先端の人のためになっていないことを認めているのであれば、もっと「とがった」取り組みにしてほしかったです。

見出しを見て、お、いよいよ…と思ったのですが、まだまだ初めの一歩でした。
どんなことになるのか、期待を持って見守りたいです。

公園は禁止だらけ

こんにちは。シンカ代表の手島です。

日経新聞の夕刊に公園の使い方に関する記事がありました。

禁止ばかり 公園誰のもの?
ボール遊び「×」ペット連れ「×」… 自治体まず規制/住民でルール作りも
[有料会員限定]
image1-16
中1の長女が見出しを一瞥して「どうせ怒ってるのは老人でしょ」「みんな昔は騒いでいたろうに」という感想をボソッと漏らしていました。

子どもながらに、いろいろ禁止されて肩身が狭いと思っているのでしょうか。

税金、社会保障がどうなるかで制度面でも暗い思いをしているのに、公園・屋外での過ごし方も制約が多い世の中は楽しくないですよね。

BBQなどの火の使用やゴミの放置の問題はもってのほかですが、子どもたちの「のびのび」「失敗して学ぶ」場まで取り上げてしまうのは残念です。

「昔はよかった」の短絡的な議論は避けなければいけないですが、もっと寛容的と思える社会になるにはどうしていけばいいのでしょう。

個人情報保護方針