6月, 2016
アメリカの保育士報酬事情
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日6/14(火)の夕刊にこんな記事がありました。
米の保育料、補助なく高額
仕事辞め子育て 増加
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アメリカがもっと酷いということを知りませんでした。
お金がかかるのは仕方ないのです。「タダで」「格安で」できるというのは勘違いで、これはみんなが考えを改めないといけないと思っています。
対価という意味では、ちゃんと利用者が負担するんだということを明確にすべきだとは思います。”無償の”っていうことは、国もしくは行政が補助してくれているということも含めて、もっとちゃんと払うということをみんなが意識しないといけないと思います。
払って当然。対価としてお支払いする…とみんなが思わないと保育士報酬は上がらないです。
日経地域面「なぜ減らない待機児童」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週の日経新聞の地域面、私は首都圏・東京版の地域ですが待機児童問題の連載がありました。
「なぜ減らない待機児童」
3回の連載で
・保育士が足りない
・潜在待機児童はもっと多い多いはず
・施設も量と質を両面で求められるからすぐには満たせない
ということのようです。
私自身は待機児童という定義自体が曖昧なので、「原則全員保育に預けられます」くらいな制度設計にしないと、あっちを立てればこっちが立たずにしかならないと思っています。
(上)保育士確保 支援厚く
足立区、復帰へ実習費負担 千代田区、育休取得しやすく
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(中)「隠れ」なお2万人 異なる定義、実態とかい離
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(下)保育、質と量どう両立 24区市、国より基準厳しく
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参院選はじまりました
こんにちは。シンカ代表の手島です。
いよいよ選挙になるんですね。
この1回の参議院選挙で国がガラッと変わるとは思えませんし、「安倍政治を許さない」というような活動に全面肩入れするものではないですが、何とか、もっと市民生活が安心し未来を楽しく思える実感を持てる雰囲気になって欲しいと思います。
そんな週末の日経新聞にこんな記事がありました。
2016参院選首相、アベノミクスの果実で社会保障充実
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この言葉を信用できますか?これまでの政治に納得できていますでしょうか。
個々人に問われている時代です。きちんと考えて投票という行動につなげたいです。
こんな記事もありました。この国をどこに向かわせるのか、それぞれが考えましょう。
けいざい解読「成長で税収増」は安定財源か 歳出改革、怠れば停滞
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内閣府試算は15、16年度に名目2.9%の成長が続く想定だが、15年度の実績は2.2%増と0.7ポイントも低い。16年度も厳しい状況にある。「『世界経済に危機が来るかもしれない』という前提のもとで税の自然増収を望むのは非論理的だ」と第一生命経済研究所の熊野英生氏は首をひねる。
経済が成長し、税収がきちんと増える環境を整えるのは正しい路線だ。だが楽観的なシナリオに頼り切りで不人気な歳出改革を怠っていては、財政の将来はもたない。
結婚すると18万円もらえます!?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今週の驚いたニュース。日経新聞の夕刊1面でした。
新婚さん支援 最大18万円支給 内閣府、住居費など
2016/6/7 13:13[有料会員限定]
だそうです。
無いよりはあって嬉しい施策だとは思いますが、ただでさえ財源がないとかいろいろ言われている中で、本当に今「まっさきに」やるべきことでしょうか…。一人1回ですよね?
日本が祝日大国から休暇大国になるために
こんにちは。シンカ代表の手島です。
この話題、今日まで取り上げさせてください。
かれんとスコープ
祝日大国増えぬ休息 有休取得率低迷続く
紹介している記事の終盤にとても参考になるインタビューがありました。
■関連インタビュー■ニッセイ基礎研究所の土堤内昭雄主任研究員
みなさんはどうお感じになりますが。
私は義務教育はできるだけ休ませないことは大事かと思います。
まずは、それぞれの自治体などで年間の学習日数を決めれば自由に休みの期間が取れるように。そしてその親御さんもそれに合わせて有給休暇を気兼ねなく撮れる社会になりたいです。
GWや盆暮れ正月の激混みを避けて旅行・レジャーができるようになるといいと、本当に思っています。
また、上記インタビューにあるアメリカのように学校を休むことを認めるのだとすれば、集合教育を休んでも個別にフォローできる体制が整備されること、
ただ休むとしても学校が定めたその期間の履修の内容を修めることが条件です。その上で、家族の事情で休みを認める…のなら良いのかなと思います。
また、家族側も学習に遅れても学校を非難しないことも求められるでしょう。
そんな日本に…なりますでしょうか。
(続)日本は祝日大国
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の話題の続きです。
みんなそれぞれがもっと自由に休めるといいのですが。せっかくの権利なのに。
紹介している記事のリンクを再掲します
かれんとスコープ
祝日大国増えぬ休息 有休取得率低迷続く
ただ、厚生労働省の意識調査(14年)では、年次有給休暇の取得に7割弱が「ためらいを感じる」「ややためらいを感じる」と回答した。その理由(複数回答)は「みんなに迷惑がかかると感じる」「職場の雰囲気で取得しづらい」「上司がいい顔をしない」などが上位に並び、職場環境の問題が浮き上がる。
結局、国が決めた、”お墨付き”がないと休めない国民性なのでしょうか。
そしてそれは、せっかくのお休みなのにGWやお盆、年末年始のようにただ混雑しているところに出かける…ということになるのだと思います。
休みを取って出かける立場も疲れるし辛いだけ、サービスをするほうも、大勢の人をさばく、こなすということになり、とてもとても”おもてなしする”ということにはならないのだと思います。
ちょうどこの本を読んだところでしたので尚更ナットクでした。
『新・観光立国論』
デービッド アトキンソン (著)
みんながハッピーではないこの習慣、なんとか打破できないものでしょうか。
日本は祝日大国
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日の日経新聞にあったこんな記事。
かれんとスコープ
祝日大国増えぬ休息 有休取得率低迷続く
日本は祝日が多いのだということを知りませんでした。『先進国の中で際立って多い』…のだそうです。
でもこれって、休みすら国が、上からやらないと動けない、動かない。ってことですよね。
前向きに捉えて、上が言えばガラッと変わる可能性があるとも言えます。
例えばクールビズ。いつの間にか夏はノーネクタイってことになりました。
国が主導する、周りもみんなそうしてる…という空気になると、習慣はコロッと変わるのだなという好例かと実感しています。
この記事の主題である、長時間勤務、ちゃんと休もう…に向かって、みんなが足並み揃うといいですね。
ただクールビズということでは、スーツにノーネクタイは私は好きになれません。スーツはネクタイしてこその服装だと思います。
ジャケットにカジュアルパンツ。ネクタイ前提ではない服装でノーネクタイにしたいと思っています。
話がそれたついでですが、舛添都知事の不正会計問題での昨日の会見、知事はノーネクタイで記者会見だったのですか?
調査説明、弁護士任せ 舛添氏「恥ずかしい行動」
2016/6/6 21:16
(画像は日経web記事より)
私の価値観では、これはネクタイしてほしかった。都庁ではノーネクタイ義務なのですかね?お金はグレーに使うのならノーネクタイのルールなんて気にしないで欲しいのに。
話がそれ過ぎたので、この記事に関連しての話題は明日に続きます。
出る杭はどんどん伸ばす
こんにちは。シンカ代表の手島です。
6/3の日経新聞朝刊にこんな記事がありました。
小中生の「出る杭」伸ばせ 文科省、選抜し大学で授業
理科や数学、優秀な子供対象
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お、ようやくと思いました。この見出しにあるような方針は大賛成。でも記事を読んで少しがっかりしました。
天才児が物足りないと思って過ごす時間がとにかくもったいないという意見に大賛成です。日本の将来にとっても大事なイノベーションの芽を摘んでしまうことの損失は計り知れません。
週末だけ?完全な寄宿舎生活でいいのでは?
週末だけ「先進的」なトレーニングを受け、平日はそのつまらない時間を過ごせ?とそれも多様性だから人間生を高めるために必要?そうは思いません。そういう人格教育含めて、まとめて英才教育してもいいと思います。日本の将来のための日本の投資として。
文科省も自分たちで公教育が先端の人のためになっていないことを認めているのであれば、もっと「とがった」取り組みにしてほしかったです。
見出しを見て、お、いよいよ…と思ったのですが、まだまだ初めの一歩でした。
どんなことになるのか、期待を持って見守りたいです。
公園は禁止だらけ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の夕刊に公園の使い方に関する記事がありました。
禁止ばかり 公園誰のもの?
ボール遊び「×」ペット連れ「×」… 自治体まず規制/住民でルール作りも
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中1の長女が見出しを一瞥して「どうせ怒ってるのは老人でしょ」「みんな昔は騒いでいたろうに」という感想をボソッと漏らしていました。
子どもながらに、いろいろ禁止されて肩身が狭いと思っているのでしょうか。
税金、社会保障がどうなるかで制度面でも暗い思いをしているのに、公園・屋外での過ごし方も制約が多い世の中は楽しくないですよね。
BBQなどの火の使用やゴミの放置の問題はもってのほかですが、子どもたちの「のびのび」「失敗して学ぶ」場まで取り上げてしまうのは残念です。
「昔はよかった」の短絡的な議論は避けなければいけないですが、もっと寛容的と思える社会になるにはどうしていけばいいのでしょう。