10月 17th, 2016
有事の備えは事あるごとに見直すこと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の朝日小学生新聞は停電から災害時の備えについての一面記事でした。
「停電への備え 親子で話そう」
“電車が止まって学校に足止めされたり、エレベーターに閉じ込められたりした小学生もいました”
ということで、停電から災害時全般への備えについての書かれていました。
そんな中、停電になった中心の練馬区・豊島区にゆかりのある小学校ということで次女の通う小学校が取り上げられていました。
次女の同級生(小4)の「朝小リポーター」の子どもの談話も載っていました。もちろん、事実とあっている内容でした。
今日、次女が学校で本人に聞いたら電話インタビューだったそうです。
“すでに学校を出ていた1~3年生は、つきそいの先生と駅で待機。委員会活動中だった4~6年生は、運転再開の知らせが入った5時近くまで学校に残りました”
“いつもランドセルに入れている手帳に「お家のひととの約束」というページがあったので安心だったといいます”
“”2011年の東日本大震災で家に帰れない「帰宅困難者」が問題になった後に、学校が作ったしくみです。登下校中に災害にあったときの連絡のとり方を家庭と学校で共有しています。”
“”まずは親子で話し合い、想定される場面ごとに細かく約束を決めます。家族の携帯電話番号などといっしょに手帳に書き込み、コピーを家と学校で管理します。”
とのこと。確かに次女のランドセルにも入っています。
自宅→電車→バス→学校という乗換があるのですが、電車区間だったら家にもどる(帰宅時だった家に向かう)。バス区間だったら学校にもどる(登校時だったら学校に向かう)。という基準を決めています。
確かに毎学級ごとに改めて記入して提出することになっていたはず。東日本大震災の教訓だったんですね。
“担当の伊藤先生は「一度決めたら終わりではなく、ときどき親子で約束を見直してほしい」と話します”
これで思ったのですが、我が家は長女が小学校1年生の時に被災しています。その娘がいま中1ということだと、今の小学生の現役で震災を経験した人がいないということですね。
今一度、約束事・有事の行動ルールを確認しておいて損はないと改めて思いました。