1月, 2017
ダイヤモンドオンライン『残業を減らしたければ部下の「頑張る姿」を評価するな』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
ダイヤモンドオンラインにこのような記事がありました。
DOL特別レポート
残業を減らしたければ部下の「頑張る姿」を評価するな
いまさらですが、改めて言葉にされると重たいですね。
言うは易し…なぜこれまでこれが実現できないのでしょうか。
きっと若い世代やこれから社会に出て行く世代はこの考え方を受け入れられると思います。もっとドライに割り切ってやってもいいとさえ思うでしょう。当然、その適用は上の世代にも当てはめてもらいたいと考えるでしょう。
それに対して、これまでずっと上記悪しき習慣で過ごしてきてしまった既得権益世代は、絶対に守りに入ります。世の停滞、会社の停滞などは気にもせず、自分自身の安寧のみを守ろうとするわけでしょう。
こうしていつまでたっても理想はわかるが現実は変わらない。ということなんだと思っています。
この既得権益層が「これではダメだ」「次世代に希望を渡さないと」と思ってくれるような、何か良い方法はないものでしょうか。
働き方改革は成るのか2017年
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の駒崎さんに続き、働き方改革での発言力No.1の小室さんの話題です。
日経web版に次の記事がありました。
日経産業新聞セレクション
「働き方改革で生産性向上を」小室社長に聞く
(1/2ページ)2017/1/12 6:30
記事全文のPDFファイルを添付しておきます。
――政府主導の制度で末端まで働き方の意識改革は進むのでしょうか。
「労働時間の上限をつくれば、時間あたりの生産性の高い人が評価される。日本では上司の指示に応えようと深夜まで働く部下は『よくやった』と褒められていた。しかし欧州では深夜まで残業すると法律的に翌朝出勤停止になるため別の仕事ができなくなる。結果的に時間内に仕事を終わらせる部下が評価される」
「インターバル規制」については、今朝の日経一面が取り上げていました。
インターバル制 導入機運
ユニ・チャームや三井住友信託 退社→出社に一定時間確保
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これとFacebookに投稿があがっているのをサイボウズの青野社長がシェアしているのを目にしましたので
その画像を貼っておきます。
いろんな側面から”改善”されていくことを期待しています。
でも忘れてはならないのは根っこにあるのは「ただ時間が短くなるだけ」なのではなく、生産性をあげて「これまで10時間かけてた仕事(もしくは同等の成果)をもっと短い時間で達成する」ということ。ただ短くするだけではなくって、その工夫の繰り返しで企業は強くなりサービス(製品でも同義)が磨かれる。そして個々人にとっては働きだけではなく豊かな社会生活を送るための時間が増えるということを意味しています。
このゴール、目的を履き違えないようにしたいものです。
ちょうどこの本を読んだところでしたので「生産性」という言葉を大事にしたいと思ってます。
新成人へのメッセージから
こんにちは。シンカ代表の手島です。
1/9は成人の日でした。私の誕生日は1/15で以前は晴れ着姿の女性が街に溢れる日でした。
いつの頃からか成人式の日ではなくなり、誕生日がなんだか普通の日に格下げされたようでさみしい思いをしています。
さてそんな成人の日に新成人に向けたいろんなメッセージが出てきていますが、NPOフローレンスの駒崎代表のblogにも心に響くメッセージがありました。
2017年1月 9日
新成人よ、大人の言うことを聞いてはいけない
すっかり若手代表のような立場な感じですが、積極的に発信して、自分ごととして感じられない重鎮たちに届くようにしてもらいたいと応援しています。
それにしても【ようこそ撤退戦へ】って書いてあることは「正にその通り!」としか言えないのですが現実が辛すぎて読むに耐えません。
2050年には高齢者は人口のうちの40%を占める。働き手は3分の2に激減する。今のままの社会保障は、持たない。
若者の◯◯離れっていうのは、全部責任転嫁の呪いの言葉だ。聞いてはいけない。
親だけに子育てを丸投げする、社会全体で子どもをネグレクトする呪いの言葉で、社会は溢れてる。聞いてはいけない。
こんな時代に、今の子どもたち、我が子たちにどう接し、どう将来に希望を持ってもらうのか。親である私たちがしっかりしないといけないと強く感じています。
新年早々のベビーカー論争に思うこと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
この年末年始の話題でまず取り上げたいのがおときた都議会議員の「ベビーカー論争」です。
おときた都議会議員のサイト
http://otokitashun.com/
ことの発端は次のエントリでした
『「初詣ベビーカー論争」に感じる、相変わらず少子化一直線な社会の不寛容さについて』
それが大炎上し、次の二つで説明と謝罪を行なっています。
『「ベビーカー論争」でご迷惑をかけたお寺に連絡・謝罪をしました。その上で、改めて伝えたいこと』
『安全対策を徹底し、ベビーカー置き場も完備。「東京大仏」の乗蓮寺さまに、謝罪のため伺いました』
この問題、どこを論点にするかでそれぞれの主張がある題材でとても難しい=単純化できないことだと感じます。
みなさんはどうお考えになりますでしょうか。
私も、元日のお昼に実家から「国」(武士の時代の国割の)の大きな神社に出かけましたが、すごい行列、境内はラッシュの電車以上の混み合いの中、境内の玉砂利の中にまでベビーカーを押して、入場規制してい段差もわざわざ抱えて持ち上げる家族のすぐ隣を進んでました。
「邪魔だよ」とはストレートには思わないようにしていましたが、群衆に入るとベビーカーは見えないので、周りの人が引っかかる・転倒する・もしくはベビーカーを押しつぶす危険性と、そんな群衆の中の下の方にベビーカーに乗った赤ちゃんがいて砂埃やその他空気が良くないはずであるということを危惧しました。
わざわざ出かけてこなくても良いのではないか?ということ、出かけて来るのなら抱っこ紐等でベビーカーを使わない努力はすべきだと思いました。
何も言わなかったですし、ネットで批判もしませんでしたが、そう思ったことは事実です。
今回の議員の話は、一方的に神社が悪いように取られてしまってそれで炎上してしまったわけですが、神社側も、専用レーンを作ったこともあったが、そこに便乗する人たちもいて余計混乱したという話しもあるようで子育てに不寛容ということではなく、なんか人として、コミュニティとしてとても不完全、住みづらくなったのかなと思ってしまいました。
ダイヤモンドオンラインにこのような記事がありました。差別とマナーとに分けて考えないとということ、マナーは人それぞれだから…ということのようですが。
今年も思いやりと譲り合いを持って気持ち良く暮らし子育てしたいですね。
2017年もシンカblogをよろしくお願いします。
こんにちは。シンカ代表の手島です。
このシンカblogは今年も「家族(子育て)と仕事の両立を目指す」こと、「ライフワークバランス」に関するニュース・トピックスを中心に取り上げていきます。
昨年は「日本死ね」に代表されるように、とても注目を浴びた年でした。
ただいつもの通り「すごく前進した」とも思えない年でした。
今年がどういう年になるか、日本はこのあとどこに向かっていくのか。
しっかりと見据え、考えていきたいと思っています。
本格的には成人の日の連休明けの1/10からスタートします。
2017年もどうぞよろしくお願いいたします。
手島 正陽
シンカ株式会社 Synca Corporation
http://www.synca-corp.co.jp