アレルギー表示を厳格化
こんにちは。スタッフKです。
先日、消費者庁が、食品に表示されているアレルギー表示を厳格化するというニュースがありました。
アレルギー表示を厳格化 消費者庁が食品表示の基準案
現在、卵を使用したマヨネーズが材料に使われている場合、マヨネーズには「卵」を使用していることは明らかだという理由から、
「卵」というアレルギー表示を省略することが出来ます。
卵アレルギーの場合に、「卵」という文字だけ必死で探していて使われていないと思ったら、卵を使用したマヨネーズが使われているということがあるのです。
私の子供も、食物アレルギー(卵・そば・落花生含むナッツ類)がある為、買い物をする際には、必ず原材料の表示を確認してから購入しています。
最近では、表示義務のある7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)については、パッケージの前面に目立つように表示してくれている商品もあり、とても助かります。
ほとんどが卵を使用している練り製品で、
「みんなといっしょ」がなによりのごちそうです。卵・小麦・乳使用しておりません
なんていう表示をしてくださっている商品もあり、食べられることも嬉しいですが、皆と同じものを食べることが出来ないことの辛さを理解していただけていることが嬉しく、即購入しました。
とはいえ、表示義務のある7品目でさえ、例外があり100%表示されている訳ではありません。
対面販売の店舗では表示はされていない場合もありますし、飲食店のメニューでも表示されていなかったり聞いてもわからないという場合もあったりします。
また、現在表示義務のある7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)・奨励されている20品目(あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)以外のアレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。
今回の表示ルールの厳格化をきっかけに、誰もが安心して加工食品を購入したり、外食をしたり出来るようになる日が近づくことを願っています。
※表示義務7品目・奨励20品目については、2014年6月27日時点での情報になります。
最新の情報は消費者庁のサイトでご確認ください。