母親の息苦しさ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
知人のFacebookの投稿でシェアされている記事がありました。
日経ウーマンのサイトのコラムです。
川崎中1殺害事件の被害者母批判、ベビーカー論争…この国の「母親」を取り巻く息苦しさの“正体”2015年3月30日
「正しい母親」なんか、どこにもいない
川崎中1殺人事件に絡んで、「もっと母親が面倒見ないと」という論調に対するコラムでした。
実は二人目ともなると、子育ては雑もいいところ。そこまでナーバスになることはなかったな…と気付く。離乳食はお味噌汁でいいし(いろんな食材をバランスよくとれる)、トイレトレーニングだって、身体の成長と紐づいたことなので、焦ってもあまり意味がない。赤本みたいに分厚い育児書のほとんどが、「やるべき」ではなく「やってもやらなくてもいい」ことだったのだ、とわかった。
これはその通りですね。
今、「標準家族」を実現できるだけの時代環境など、もはや整わないのに、私たちは未だ「正しい家族」「正しい母親」に近づくべきだと思ってはいないか。「自分の親がしてくれたことを、子ども達にしてあげたい」。それが今の時代では、本当に難しくなっている。
私は、育児に「べき」なんて、そうそうないと思う。大切なことは、ちゃんと子どもたちを愛しているか、それを伝えられているか。
周りの目、評価に惑わされず、自ら信じる道を行けばいいのですが、それができる人はなかなかいないと思います。まずは自分たちが世間の親たちに無理強いをしないこと、大変なことを共感してあげることが大事かと思います。