保育士の給与はなぜ安いかについて
こんにちは。シンカ代表の手島です。
ここ数日取り上げた保育士の給与について、民間病児保育事業で著名な駒崎弘樹さんのブログに、簡単ではありますがその仕組みがしっかり書いてありました。
最後の言葉、
皆さん、政策の優先順位、これで正しいと思いますか?
について、とても考えさせられます。
2年以上前のNHKの『クローズアップ現代』でもこのことが取り上げられ、解説もされていました。
2013年7月24日(水)放送
深刻化する保育士不足
~“待機児童ゼロ”への壁~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3384_all.html
※番組内容が文字に起こされていて、量が多いですが、その中から引用します。
保育士の月給の平均というのは、およそ21万円で、すべての職種の平均よりも、実は11万円低いんです。
(給料は、上げられないんですか?)
実は、保育士の給料というのは、簡単には引き上げられない仕組みになっているんです。
(給料は、上げられないんですか?)
実は、保育士の給料というのは、簡単には引き上げられない仕組みになっているんです。
行政から認可された保育所の場合はですね、収入のほとんどというのは、行政からの支給される運営費、これが充てられるんですけれども、この運営費というのは、預かる子どもの人数や、年齢などによって決められていまして、この単価が変わらないかぎりですね、増えない仕組みになっているんです。
本当に日本の未来を案じ、子どもを育てることが楽しくて、そして子どもが多く育つという社会にしたいのでしょうか。本当はこのまま小さく萎んでも良いと国は思っているのではないでしょうか。