イクメンアプリ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の日経新聞の夕刊をめくるとこんな記事がありました。
めざせイクメン 情報交換
ママを助けるコツ伝授/パパ友と悩みを共有
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女性の社会進出が広がり、子育てをママ任せにする時代ではないが、男性は子育ての知識に乏しく、情報交換の場も限られるのが実情だ。そんな悩める新米パパに役立つスマートフォン(スマホ)のアプリが増えている。
父親が子育てに関心を持ち、何かしたいと行動を起こそうとすることに対しては全く異論は在りません。大賛成です。でも記事にあるもう1枚の写真に違和感を覚えました。
単純にアプリがどんな感じかを紹介したいだけの写真だと思いたいのですが、おむつを替えるということ、替えるべきタイミングかということをアプリに聞かないと、アプリに言われないとできないのか?になってしまわないのか、とても怖いとも思いました。
ともすれば、パパはスマホとばかり向き合って、アプリに言われるまま行動しママがして欲しいことと外れたときに「アプリにはこう書いてあったから、手伝ったのに」なんてことになって夫婦喧嘩になる様が目に浮かびます。
記事の最後にはこう書いてありました。
もちろん、子育ては子供の性格や発達状況によって千差万別。アプリがすべての解答を用意してくれるわけではない。それでもこうした情報源を活用すれば、夫婦や家族で子育ての喜びや悩みを素直に話し合えるかもしれない。
経験が無くたって、ひとりの常識人としてその場をなんとかしようとすれば、ママのこと、子どものことを見ていれば、そして“自分が何かできることはないか”いつも考えていれば、自然と行動に移せたり、もしくは「何かしようか?」という言葉がでてくると思うんです。
すべてアプリに頼るのではなく、アプリはあくまできっかけ作りだということにしないといけないなと思いました。