キーワードは大事
こんにちはシンカ代表の手島です。
今朝は自宅で時間があったので新聞をゆっくりめくっていましたら首都圏版にこんな記事がありました。
妊娠から育児 一貫支援 世田谷や埼玉・和光、「フィンランド式」導入広がる[有料会員限定]
女性の妊娠・出産から子育て期間中まで一貫して支援する拠点を整備する自治体が首都圏で増えてきた。出産前後や子育て中の悩みや相談に対し、適切な行政サービスを継続的に提供する試みだ。子育てを地域で支える仕組みとして定着すれば、全国でも低い首都圏の出生率を引き上げる効果も期待できそうだ。
だそうです。そこで出て来た言葉が「ネウボラ」ですって。
和光市は昨年10月、「わこう版ネウボラ」制度を立ち上げた。
なんだろう。ネウボラって。
ネウボラとは[有料会員限定]
▼ネウボラ フィンランド語で「助言の場」の意味で、フィンランドの出産・子育て支援策を指す。産前から子供が就学するまでの相談や支援を切れ目なく手掛ける。フィンランドの首都、ヘルシンキには支援拠点が24カ所ある。無料で利用でき、保健師200人が相談や支援にあたっている。
なるほど。わかりました。“先進国”で取り組んでいるものなんですね…。でもネウボラって、流行るとは思えますでしょうか。
また今日紹介の記事の終盤にはこんなことも
未就学児が年間約1000人ずつ増えている東京都世田谷区は、ネウボラを参考にした支援策を検討中だ。「『少子』ではなく『増子(ぞうし)』」(保坂展人区長)という意識で、悩みを抱える育児ママへの手助けを急ぐ。
『増子』ですか…。目指す姿を表す言葉としては理解できますが、やはり「産めよ増やせよ」を想起するので、私は好きになれませんでした。
それでは、私がコピーライターなら何と呼ぶのか?について意見を述べないのもいけないことですが、言葉って大事だなと思ったニュースでした。せっかく取り組んでも、周りを巻き込むチカラにならないともったいないです。