子どもの水の事故を防ぐための心がけ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
夏のこの時期は、週明け月曜日になると決まったように「海の事故で○人死亡」というような見出しが載ります。それぞれが「自分は大丈夫」と思いながら、注意を怠ったり、何かに巻き込まれたりしてしまう悲しい事故です。なんとか少なくなることを願っています。また、自分の子どもたちが遭わないためには?と考えてしまいます。
2年前の記事のようですがAllaboutにあるこんなコラムを見つけました。
水の事故を防ぐ意外な盲点があると言います。
盲点とは、しつけ。普段から「ものをなくしてはいけない」「ものを大切にしなさい」と厳しくしつけられている子ほど要注意。うっかり風で帽子が飛ばされてしまったり、水際で遊んでいるときにサンダルが脱げて流されてしまったりしたとき、「あ、パパに怒られる!」「ママに怒られる!」という恐怖心から、帽子やサンダルを追いかけてしまうことがあります。「子どもだけで水の中に入ってはいけない」と言われていても、パパやママに怒られる恐怖心が勝ってしまうのです。
なるほど。これはありそうです。
それを防ぐためには、海や川に到着する前に、「帽子やサンダルが流されてしまっても、パパもママも絶対に怒らないから、自分で取りに行ってはだめ。すぐにパパかママか、周りの大人に伝えなさい」としっかり教えて上げることです。何度も何度も。
「帽子やサンダルは買い直せるけど、命は買い直せない」ということを伝えることは、しつけなんかよりよっぽど大事なこと。日本人はやたらと「しつけ」が好きですが、「命」を危険にさらしてまでしなければいけない「しつけ」などないことを親が今一度肝に銘じるべきでしょう。
実際に分かってもらうために、予備のサンダルや帽子を実際に流してしまう…というのですが、これを環境面で子どもにどう説明するかが悩ましいですが、何はともあれ、何が大事かを徹底的に分かってもらうための工夫が大事ということはよくわかりました。
私も普段から「しつけ」といいますか、しっかりしなさい!とキツく言うこともあるので、外で遊んでいて「身近な危険」があるときの振舞いといっても、実は日頃の接し方の積み重ねなんだなとも気づかされました。