4/21ニュース「認可外保育の4割、国基準満たさず」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の日経新聞のニュースに
認可外保育の4割、国基準満たさず 健康診断や災害時避難計画
2015/4/21 1:30[有料会員限定]
というものがありました。
だそうです。認可外での数値です。すごい数だと思いました。
せっかく子どもを預けたのに、それらの運営が“杜撰”だとすると心配になります。
預ける親としては、もちろんきっちりした方が良いと思うのですが、義務教育の小学校でのそれぞれの行事と、親の事情、都合という理由で預かってもらう保育所では違うと思うのです。それこそお互いの自己責任ということも言えなくもないと思ってしまいました。
ちょっと冷たい言い方をしてしまったのは
とあるのですが、(2)や(3)についてはキチンと基準を満たしてもらいたいですし、有事の災害時などは、ちゃんと預かっている命を守る行動をしてもらわなきゃならないですが、(1)の健康診断って…それは保育園の責任ではなく、もっと家族側でやれるような仕組みを考えても良いのかなと思いました。
私の子どもも通った保育園で普通に健康診断をしてもらっていたのですが改めてこのニュースに接すると、「そこまで保育園に”押し付ける”のか」と思ってしまいました。
逆に、キチンと基準を満たした保育所を運営しようとすると、すごくハードルの高い、言ってしまえばコストがかかる構造になっているのだと思いました。
ようは、簡単に「民間の参入を促す」といっても、大変な事なんだなと思った次第です。もちろん、そこまでやるなら、ちゃんと公的資金を投入して保育所産業を育てる、保護する…ということを国として考えてもらわないといけないのだなと思いました。
新たな視点を持つ事が出来たニュースでした。