私立小学校にだって
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日からの続きです。
例のコラムには私立小学校について、こういうことが書いてありました。
「そうなのです。今、お子さんを公立小学校に通わせている、または通わせていたという親御さんに『公立小学校での生活で何か問題はありませんでしたか?』と尋ねると、大なり小なり何かしらの経験をしていることがほとんどです。その背景には教師の質の低下があります」と石井さんは指摘します。
「公立小学校は児童の人数が多く、教師が児童一人ひとりに目を向けるには限界があります。一人でも問題児がいると、クラスがまとまらないどころか、間違った社会常識が身に付きやすいという危険性があるのです」
では、私立小学校であれば、そのリスクは回避できるというのでしょうか?「私立小学校は教師の採用審査が厳しく、教師は選ばれた人のみ。また、一度教師になったら安泰というわけではなく、常に評価され続け、場合によっては解雇される可能性もあります。そのため、教師の質は公立よりずっと維持されやすい。公立小学校では、どんな問題を起こした教師でも解雇されることはそうそうありません」
「ひとくちに私立小学校と言っても、その学力や教育内容には幅があります。けれども教師の質に関して言えば、私はたとえ5流の私立小学校でも、公立以上だと思っています」
確かに全否定はしません。入学試験を通ることによる子どもの選抜、書類と面接による家庭環境の確認を経るわけで、”とんでもない”子ども・家庭は少ないでしょう。
だからといって、他人同士がたくさん集まる学校に”絶対”はありません。
長女が通った小学校、大学までエスカレーターで、著名人も財界政界の人もいました。そんな学校でも「学級崩壊」のような話や、学校としてきちんと対処しなければならない「いじめ」の問題もありました。
どんな学校に行ったって、大なり小なりはあるわけで、そんな中でどういう経験をし、どう成長していくのか、ということでしかないと思っています。