学校給食のアレルギー対応
こんにちは。スタッフKです。
何年か前に、学校給食がひどいというニュースを見ました。ミスマッチな献立から、栄養バランスからみて問題のある給食等がありました。
「変な給食」「もっと変な給食」著者:幕内秀夫
なんていう本まで出版されています。
てっきり、私が子どもの頃の給食より、美味しかったり豪華だったりするのだろうと思っていただけにびっくりしました。単純に、こんな食事を子供に食べさせたくないとも思いました。
先日、娘の小学校で給食体験会があり参加しました。
給食を食べる前に、栄養士さんからお話があります。給食室の写真を見せながら、こんな調理器具で作っていますという説明をしてくださいました。
その後、アレルギー対応について説明がありました。以前から、アレルギー除去食や、除去食を食べる児童のトレーに目印を付ける等の対応はしてくれていましたが、今年からは、除去食の場合はトレー自体の色を変更したそうです。更に、食器についても、除去食に使う食器のみ色を変更したそうです。例えば、ある児童が今日の献立ではスープのみ除去食で他は皆と同じである場合、スープの食器のみ除去食対応の異なる色の食器が配られるそうです。もし、おかわりをしようとしても、本人以外の人が見て「今日はおかわりできない」ということがすぐにわかるようにしたそうです。
体験会の後、アレルギーをお持ちのお子さんがいらっしゃるお母様と栄養士さんとお話をしました。栄養士さんは、「アレルギーをお持ちのお子さんも出来るだけ皆と同じ献立を食べて欲しい」と話してくださいました。蒲鉾のような練り製品は、ほとんど卵を使用していますが、卵不使用の製品を仕入れる等の努力をしてくださっていました。
以前、このブログの記事にも書きましたが、「皆と同じ」ということがアレルギーを持つ子どもにとっては、とても嬉しいことなのです。
栄養士さん、調理さん、ありがとうございます。