消費社会の利便性とエコのバランス
こんにちは。シンカ代表の手島です。
ライフワークバランスとは直接関係ないニュースですが、今朝のこのニュースに目が止まりました。
イオンと花王、商品の鉄道輸送で連携
コスト・CO2削減
2014/9/4 2:07[有料会員限定]
概要は以下のものです。
イオンと花王が貨物列車のコンテナを共同利用する。
花王は関東で生産したものを福岡へ輸送。イオンは九州で生産したものを首都圏に運ぶために共同利用をするそうです。
この他にも他社に呼びかけて東京ー大阪ルートでも運行便を持ちたいとのことでした。
個人的には素晴らしいニュースだと思いました。この流れがもっと広がって欲しいと願います。
トラックの人手不足がとか、CO2排出の削減になどという目的・効果が語られていますが、「モーダルシフト」とも呼ばれることがありますが私はただ単に輸送トラック走行の削減を願っています。
自宅の近くの玉川上水でも幹線道路の整備ということで豊かな緑を伐採して広い道路を構築するという計画が進んでいます。
トラックが少なくなれば、こういった「豊かな緑を破壊して道路を作る」ことが少なくなると思っています。
長距離や大都市間の輸送は既存のインフラの鉄道網を使えば大半が賄えるはずです。
日本の精緻な運行技術であれば、一般消費者が困ることはそんなにないと思うのです。
良くECサイトで「当日お届け」とか「翌日お届け(出来なければポイント還元)」みたいなサービスがありますが、これも行き過ぎだと個人的には思っています。
本当に必要な場合は高いお金を払うべきですし、通常配送でしたら今回のようなモーダルシフト前提での貨車の積み降ろし・荷物の積み替えの時間なども勘案して○泊○日の設定にすればいいだけです。
過剰なサービス競争は止めにして、特に環境面に対してECOな取組みを実践して、子ども達に豊かな社会でバトンタッチしたいと思っています。