M字カーブ(前編)
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週末の日経新聞にこういう記事を見かけました。
※書いていたら長くなってしまったので、前後編わけてアップします。
消えた「M字カーブ」 子育て期女性の就業率上昇
2014/11/28 23:49[有料会員限定]
総務省が28日公表した労働力調査によると、35歳から39歳の女性の就業率は70.9%と、統計を比較できる1968年1月以降で初めて7割を超えた。年齢を5歳刻みにして見ると、25~29歳は76.1%、30~34歳は67.0%と、まだまだM字が残っている。しかし、10歳刻みにすると25~34歳は71.3%、35~44歳は72.8%と、「M」よりは台形に近い形になってきた。
働きたい女性が以前より多くなって、M字カーブの底が上がるということは実感と同じです。
以前、本論は違う話題でしたがM字カーブのことで話題にしたことがありました。
個人的には「底が下がることが悪いことではない」と思います。
子どもと一緒にいたいという気持ちはとても大事で、そのために仕事を休めるのであれば休んで良いのですから。
その仕事を休むのは父親でも良いという意見でもあるのですが、
父と母のどちらか優れている方を言え!と言われれば、『父性よりも母性の方が良い』と答えます。
追々このBlogにも書いていきたいですが、私の4年半の育児勤務(母親(=私から見たら妻)がフルタイムで仕事していたので自分が子どもの面倒を全て見る)の経験上からも、自分の身体を分け合った母娘の関係性には到底敵わないと思っています。
なので、結局のところ、少子化やライフワークバランスに向けての根本策ということでは、解決の女性の就業率ウンヌンということではなく、男性女性も働きたいときに働ける…という流動性のある雇用環境の実現というこだと思いを強くしました。