大雪の日の話しだけにしないこと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週の首都圏大雪の寒波が続いていて、西日本・九州方面で記録的な降雪だそうですね。暖冬だと騒いでいたので冬の神様が存在感をアピールしているのでしょうか。
そんな朝に見かけた日経ビジネスweb版のこちらの記事
あの雪の朝、「自宅勤務可」を即決した社長
「1.18の悲劇」を繰り返さないために経営者がすべきこと
熊野 信一郎 2016年1月25日(月)
マザーズ上場の会社で、雪の日の朝に社長から全社員宛に「無理して出社しなくて良い」というメールを出したと言うお話しでした。
平野社長は「日本では、雪の中頑張って会社に出たことを評価する風潮があるのかもしれない。ただ、我々の仕事は単純作業ではなく創造性が必要で、心の持ち方がアウトプットに大きく影響する。時間と労力をかけてオフィスに来るよりも、場所はどこであれ効率よく仕事をしてもらいたかった」と話す。
私はこの話しには大賛成です。
結局、その日は本社で働く約50人のうち、18人が自宅などでの仕事を選択した。
それでもこの人数ですものね。もっと多くても良いと思いました。これすら美談になるのだとするともっと盛り上げないといけません。
あの日、首都圏の多くの駅や鉄道路線で大混乱に陥ったのは、「とりあえず会社に行かなくては」と多くのビジネスパーソンが考え、行動したためである。
最近では多くの企業が在宅勤務制度などの導入を進めている。ただ、制度だけ用意しても、経営者が日頃から柔軟な働き方や生産性について意識していなくては機能しない。
正にその通り。
どうしてもその日にしなければならない仕事、どうしても会社に出社しなければできない仕事などをキチンと整理して、要員のスキル、スループットを把握して組織を運営する…これは大雪だけではなく長時間労働の是正、ブラック化抑制などすべてに通じていると思います。
■先週大雪のときのエントリ
在宅勤務が広がれば大雪の混乱も減るはず | Synca Blog
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