「幸せのタネ」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経ビジネス誌の記事からの話題です。
「変わるべきは男じゃなく女!?」 “家庭と仕事の両立”を阻む壁
家庭の大変さを仕事の肥やしにする強かさを持とう
河合 薫 2015年3月24日(火)
朝日新聞の特集記事にワーキングマザーの仕事と家庭の両立について考える記事があったそうです。「仕事と家庭の両方で役割を果たそうとすること」への特に女性の悩みについて書かれています。
「子育てをする女性たちにしか味わえない幸せを、もっと大切にしたら、もっともっと違うキャリアが切り開けるんじゃないでしょうか。キャリアップしか頭になかった私が、子どものためなら辞めてもいいって思うときがあるんです。
いつも言うようですが、この上の文章の“女性”を、女性に限らず男性に置き換えて考えてもいいと思います。この河合さんが言っています。
だいたいすべてを手に入れることだけが幸せじゃないし、幸せは、誰かが作ってくれるものでも、どこからか降ってくるものでもない。ましてや「ここがラインです!」と線が引かれているものでもない。
大切なのは、“幸せのタネ”に気付くこと。おそらく彼女はそれに気が付いたからこそ、件の発言になったのだと思う。
「幸せのタネ」という言葉は良いなと思いました。
幸せは追い求めるものじゃない。今ある幸せを大切にする。育児をする人にしか経験できない幸せに気付けば、固定観念にとらわれないキャリアアップが期待できる。彼女のキャリア意識が高かっただけに(この表現はあまり好きではないが)、そう確信したのだろう。
正にそのとおり!そして「幸せのタネ」のその「幸せ」は人それぞれです。
でも特に子育てと言うか、わがまま・やんちゃな子どもと過ごす日々は辛いから、それを「幸せのタネ」と思えるかどうか、この余裕が無くなってしまうんですよね。以前、このBlogでもとりあげましたが、あとになって、もう戻らないあの頃、子どもが小ちゃくて可愛い時期を回想して「あれが幸せのタネだったんだな」と思うことがとても多いのではないでしょうか。
★参考エントリ
日経DUAL「今が一番かわいいでしょ?」に思うこと…に思うこと
3月 10th, 2015