女性の社会進出と子育て支援(前編)
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の特集記事(時事問題解説のページ)に配偶者控除の縮小に関する話題から女性の社会進出について書いてありました。
記事はこちら(※日経新聞の有料会員のみ記事が閲覧できます)
『女性が働くと経済が成長? 創造力や多様性、活力生む 長期的視点で環境整備を』
配偶者控除のことで言えば、女性が社会に出ることのインセンティブを上げる狙いであることは理解できます。
ただこの制度があるから働かない?のかは個人的には疑問です。
まずは女性の社会進出ということを考える契機という点のみで歓迎します。
今回の配偶者控除の話しは女性の社会進出(=就労従事)に関して「無理矢理でも社会に出て行きなさい!」と言わんばかりの策とも取れます。
少子化に対する対策というよりも労働力不足に関する対応なのでしょうか。
焦点、論点を見誤らない様に考える必要があります。
記事中にも識者のコメントに
「子どもの成長に合わせ育児と仕事のどちらを優先するか自分の価値観で選べるのが理想ですが、」とありますが、この意見には私は賛成です。
社会に出て行けと言わんばかりで、今は労働力不足も言われていますが、子育て世代の女性が世の中に労働力として供給されたとして、本当に需給がマッチしているのでしょうか。
いっそ短期的には移民の受け入れ、外国人労働力の活用の方が効果的だと考えます。
これはいずれ意見を述べたいと思います。
話しが長くなりそうなので、子育て支援という面での意見は別記事(後半記事)にします。