「本音ではずっと仕事をしていたい」青野社長記事の後編
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日もとりあげた青野社長の続編です。記事としては、連載の前半部分ですが紹介させてください。
サイボウズのイクメン社長は本当に育児してるのか?
IT社長は激務。イクメンもまた激務。その両方を本当に青野慶久社長はこなしているのか…真相に迫る(上)
青野 ずっと仕事をしていたいんですよ、本当は。ずっと葛藤ですよ。 でも、子育てして気づいたのは、日本は子育てをサボってきたから、高齢化社会になっちゃったし、若い人の意見も通らないし、ずっとおじさんがのさばっているんだ、ということです。かといって、おじさんがすごく元気かというとそういうわけでもない。子どもを育てるという文化を無くしつつあるので、活気が無くなっていくし、市場も小さくなっている。
だから、僕が本当に仕事で死にたいと思うんだったら、まずは少なくとも子育てする社会にしないと、仕事ができる環境すら無くなってしまう。
育児は「市場創造」。お金の虫みたいで嫌ですけど、子どもがいなくなれば市場は無くなるわけです。商売人たるもの、まず育児をしなさい。育児する社会にしてこそ、初めて自分達の商売の基盤ができるわけで、だからこそ育児というのは手を抜いてはいけない仕事なんだということに、自分自身が育児に向き合うことで気づいたのです。
本当は仕事が大好きで、仕事をしたいんだけど、ずーっと仕事をするために、今は家族のことも頑張るというスタンス、そしてそれを実践していることは素晴らしいです。とても共感できます。
少し長い記事ですが、興味の在る方はぜひ全編に目を通してみてください。こういった人がTOPにいる会社がある。そうして(ある範囲では)有名になっている。一昔前では考えられなかったことも起きています。