日経アジアニュース『韓国、保育無償でも出生率改善せず 企業の不寛容が高い壁に 』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞のweb版(電子版)にあるアジア関連のニュース記事の中にこんな話題がありました。
韓国、保育無償でも出生率改善せず 企業の不寛容が高い壁に
2016/5/29 18:36[有料会員限定]
韓国では保育の受け皿自体は不足していない。13年から0歳から5歳までの未就学児が対象の無償保育を実施。
ところが「施設の数は増えたものの、質の面で安心できる預け先には限りがある」と韓国の母親たちは口をそろえる。横浜国立大学大学院の相馬直子准教授は「子育て世帯向けの支援が韓国では保育料に集中したが、出生率の上昇に必ずしも寄与しなかった」と指摘、保育の受け皿拡大だけでは不十分だと分析する。
私もこのblogで何度か「保育園義務教育化」の意見に賛成だとしていますが、ただ保育料無料というだけでは足りないということがわかります。
そういう意味で、保育士さんの処遇改善は絶対に必要で、微増だと言わざるをえないですが、現政権の取り組みは評価すべき?ということでしょうか…。
お隣の国で起きている事例です。日本の少子化対策としての育児と仕事の両立への対策が”片手落ち”なものにならないよう参考にしたいです。
■参考エントリ
「保育園義務教育化」論に触れて | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/hoikuengimukyouikuka/
保育園義務教育化について個人的な懸念点 | Synca Blog
http://blog.synca-corp.co.jp/lifeworkbalance/hoikuengimukanokenenten/