こどもの日に思うこと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
まとまった休みになったゴールデンウィークはどう過ごされたでしょうか。我が家は連休終盤に長女のバレエの発表会があったため、他の予定を入れづらく、ほとんど出かけない連休を過ごしました。混んでる中の外出をしなかった分、比較的ゆったり過ごせて逆によかったのかもと思いました。
さて、このゴールデンウィークには「こどもの日」があったわけで、新聞にも子どもに関するニュースがありました。
以下は日経新聞のリンクです。
子供の数が34年連続減 15歳未満1617万人、増加は東京だけ
2015/5/4 19:37
このニュースに触れて改めて国の統計の人口ピラミッドを見てみましたが、恐ろしい構造なんですね。総務省統計局のウェブサイトのリンクを下に貼ります。中ほどに人口ピラミッドがあります。
人口推計(平成26年10月1日現在)
‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
もう少子化の流れは止まらないと思います。少子化を止めるっていうことは「産めよ増やせよ」であり、「産めない女性は人に非ず」的なことにもなってしまいますので。この時代には戻れません。
同じく日経の記事にこんなことも書いてありました。
少子化止めて活気づくまち 低家賃やクーポン券配布
2015/5/5 0:33 [有料会員限定]
後者の記事の終盤に
まさにその通りだと思いました。
欲しい人は産む。育てる。そうではないライフスタイル、家族もあってよいはずです。
このブログでも何回も主張していますが、少子化前提の社会制度設計をする必要があると思っています。
人口ピラミッドを見てわかるとおり、社会保険、特に年金などが「若年層が受給者を賄う」方式であるのは論理矛盾です。それでも、「女性が輝く」なんていうのであれば、未来にその負担を担うことになるリソース=子どもを産み育てている母親…だけということではなく家族にきちんと還元するということを確立してほしいと願っています。