日本がもし100人の村だったら
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の主要なニュースでは配信されていたようですが、この話題。
全都道府県で子供より高齢者多く 15年国勢調査人口
2016/6/29 15:18
>65歳以上の高齢者人口は10年の前回調査比で14%増の3342万人となり過去最高だった。高齢者の割合は26.7%で、5年前の調査に続き世界各国で最も高い。15歳未満の子ども人口の割合も12.7%と過去最低で、調査開始以来初めて全都道府県で高齢者人口が子ども人口を上回った。
「日本がもし100人の村だったら中学生以下が12人です。」
すごく恐ろしい数字ですね。
いわゆる「子ども」が10人にひとりしかいない。それなのに1・2年で効果が出るわけでも無いのに少子化対策だの出生率改善だのと言ってるわけですよね。
即効性の高い施策も打たないと近い将来に破綻してしまうのではと素人でも思います。
日経新聞のこの記事のページに関連するページとしてリンクがありました。女性の詩人の方のものなのですが、最後のくだりにドキッとしました。
キャリア
少子化が意味するもの 若年層の経済的不安深く
女男 ギャップを斬る(水無田気流)
この不条理を目の当たりにするたびに、私はインドの詩人・タゴールの詩の一節を思う。「子どもはみな、ことづてとともに産まれてくる。神はまだ、人間に失望してはいないのだということづてと」。あえて問う。産まれてくる次世代の命が歓迎されない状況がひしめくこの国は、果たして「神にまだ失望されていない」のだろうか。
深いです。ほんとうにどうなってしまうのでしょうか。