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空き家を生む訳は?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日曜日の日経新聞の紙面「日曜日に考える」が本当に考えさせられる内容でした。
日曜に考える 時流
中外時評 空き家生むもう一つの訳 住宅の立地誘導が必要
論説委員 谷隆徳[有料会員限定]
全国で空き家の増加が問題になっている。人口減少社会に突入し、住宅に対する需要が徐々に減ってきたことだけが理由ではない。供給面からみると、もうひとつ別の理由が浮かび上がってくる。
ここは開発を抑制する市街化調整区域だが、市が条例で規制緩和し、建設が可能になった物件だ。
川越市を例として規制緩和が一因だとのこと。そしてもう一つがこう書いてありました。
人口減少で住宅需要が伸び悩む一方、供給面では古い物件をそのまま残して、新規供給が続く。これが、空き家が急速に増えている、もうひとつの理由だ。
…当然のこと言っていませんか?なにも目新しくないと感じてしまいましたが。
中川教授は10年後の着工数について「現在の3分の2から半分程度が妥当な水準ではないか」とみる。
人口に続いて20年ごろには世帯数も減少に転じ、住宅需要は本格的に減り始める。空き家の増加、それに伴う街の荒廃を防ぐためには、住宅を誘導する区域を都市計画でしっかりと定めることが欠かせないのだろう。
何を今更言っているのかと、なんと長期的視野が苦手なことだろうととても悲しくなりました。
実はこの記事だけで”本当に考えさせられる内容”ではなく、明日へ続きます。