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「中1ギャップ」いじめのことだけではなく
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のエントリで中1ギャップのことを取り上げましたが、国の機関からこんな情報が発信されていました。
少し前の情報のようですが。
文部科学省
国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research
「中 1 ギャップ」 の真実(PDFファイルにリンクします)
中1ギャップを「いじめ」「不登校」「勉強についていけない」というようなことにフォーカスして”自己弁護”しているような印象をうけました。
人によって、立場によってそれぞれ意味づけをしていいものではありますが
この発信資料は特に「中学の段階から急にいじめがひどくなるわけではない」ということに論点が絞られているようです。
確かにいじめというだけでは中1と言い切るには難しいのかもしれません。
ですが自己弁護?となってしまいかねない印象でした。
あとは、学校現場のことですから、全部教師に責任が役割を負わせてないかとも心配になってしまいましたが。
昨日のエントリと私が意識したい「中1ギャップ」は、どちらかというと生活の変化、ライフステージがあがることによる心身のギャップ、家族の、親子の付き合い方の変化ということだと思っています。
お受験最高峰はどんなところか
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALのお受験に関するコラムの続編を確認してみました。
実は私も知らなかった内実が書かれていました。
お受験最高峰「慶應幼稚舎」と「慶應横浜初等部」
アンテナ・プレスクール校長・石井至(4)/受験倍率11倍以上の人気小学校「慶應幼稚舎」と「慶應横浜初等部」の中身を解析
私の知り合いで、2人のお子さんのお父さんで上の子を早稲田(=早実)に、下の子を慶応(幼稚舎)に通わせてる方がいるので今度聞いてみましょうか。
その親御さんはここでいうほどの寄付はしていないと思うので、通常受験の合格組はなずなのですが。
ここまで書いていいのか?と読んでてヒヤヒヤしてしまいますが、慶応付属の小学校に通わせたいとお考えの方なら一読はしておいて良いのではないでしょうか。内容の真贋やそのレベルについてどう受け取るかは自己責任だと思います。
11/1はお受験の日
こんにちは。シンカ代表の手島です。
11/1は小学校受験の日ですね。この日だけということではないですが、いよいよという日です。
多くのご家庭に、親子に、納得のいく結果が得られますように。がんばってください。
我が家の長女も7年前にお受験をし、いまでは中学1年生。
親バカを自認しますが、どこに出しても恥ずかしくない子でしたので、高倍率の難関校だって試験官の目に留まるだろうと思って送り出しました。結果、見事に合格をいただきました。
入学式の日、同じように試験を通ってきた子たちの集まりなので「なんて躾がよくできている集団なんだろう」と思ったことを覚えています。
ですが、誤解を招く言い方かもしれませんが、今となってはフツウです。
本当に普通です。どこにでもいる思春期のガールズになりました。
ただ、通っている学校は大学までつながっているので、受験にあくせくすることなく、多感な時期に好きなことに打ち込んでゆったり過ごせることはとてもよかったと思っています。
中学受験で相当の高学力で勝ち抜いた人たちと一緒になりました。
最初はビビッていましたが、半年たってある程度分かって来たようです。
どこで頑張るか、いつ頑張るか。それぞれではありますが何を求めて受験をし、何を成すために教育を受けるのか。1つの正解がある道ではないので、みなさんが信じる道でしっかり歩むことが大事ですね。
■過去のお受験の時期に関するエントリ
私立小を目指すということ
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日アップできなかったので、変則で土曜日のエントリです。
この1週間は、私立小についての話題が中心でした。
まとめようと思ったのですが、上手くまとめる自信がなく、感想を少しだけ。
特に私立の小学校は学校の特色がそれぞれあります。
教育方針、学校行事。その学校の雰囲気。
ただ、児童の周りのことを考えると問題を起こす児童一人、そういった子たちの先生との相性でどういうクラスになるかは全く読めません。これは私立だから、公立だからではないと思います。
友だちと先生は自ら選ぶことはできないですけど、学校についてはできるだけ情報収集をして、できれば子どもの歳の近い在校生から学校の話を聞いて雰囲気を理解し、子どもの目指す姿とフィットしているかはきちんと考えるべきです。
そして納得して進むことができるといいと思います。
「勝ちに不思議な勝ちあり」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
私立小をおすすめするコラムの続編が掲載されていました。
そういえば、年長さんはそろそろ“本番”ですね。年中さんがいよいよ本気モードになる季節です。
だからこの連載なのでしょうか。
第2回は「お受験」の試験はどんな問題でどんな対策をしようか、ということでした。
就学前の幼児が挑む小学校受験とはどんな試験なの?
アンテナ・プレスクール校長・石井至(2)/小学校受験の合否の分かれ目は、先生の指示をよく聞き、理解できるかどうか
長女はどちらかというと「最難関」「超有名校」を勝ち抜いたわけですが、その実感としてお受験は「どうして合格したかわからない」ための試験をしているのだなと思いました。
プロ野球の元監督の野村克也さんの本で読んだ記憶があるのですが
勝ちに不思議な勝ちあり
負けに不思議な負けなし
勝負事は負けるべくして負けるのだが、勝つときは運と言うか不思議な要因が重なって勝つことがある…という言葉が脳裏に残っているのですが、小学校の入学試験はまさにこれだと思っています。
「アレができなかったから不合格だった」と後で悔むことは簡単ですが「これができたから受かった!」とは分からない仕組みになっているのがお受験だと感じます。
ただでさえ、保護者も立ち入ることができない”密室”で試験が行われ、出てきたあとに子どもの口頭の記憶だけを頼りにどんな試験だったか、そしてそれをどうやって回答したかを聞きだしたところで
できた/できない、合格ラインか/届いていないか…なんてわかるはずがありません。
曖昧だけれど大体において「それができる子は素晴らしい子」と思わせるような試験が課されるのがお受験です。
これから「お受験」を考えるみなさん。どうか入れ込み過ぎず、家族でどうやって成長していくのかという視点で向き合ってもらいたいと思います。
私立小学校にだって
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日からの続きです。
例のコラムには私立小学校について、こういうことが書いてありました。
確かに全否定はしません。入学試験を通ることによる子どもの選抜、書類と面接による家庭環境の確認を経るわけで、”とんでもない”子ども・家庭は少ないでしょう。
だからといって、他人同士がたくさん集まる学校に”絶対”はありません。
長女が通った小学校、大学までエスカレーターで、著名人も財界政界の人もいました。そんな学校でも「学級崩壊」のような話や、学校としてきちんと対処しなければならない「いじめ」の問題もありました。
どんな学校に行ったって、大なり小なりはあるわけで、そんな中でどういう経験をし、どう成長していくのか、ということでしかないと思っています。
「私立」か「国立」かではなく
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日取り上げた日経DUALのコラムについての話題の続編です。
私が「小学校は5流でも私立に行け」と言う理由
アンテナ・プレスクール校長・石井至(1)/意識の高い共働き家庭は、私立小学校受験に目を向けている
我が家の次女もその1人ですが、国立大附属小学校のことで次のように書いてありました。長いですが引用します。
国立大付属小は教育研究の実験の場
では、国立大附属の小学校の場合はどうなのでしょう? 東京には、筑波大学附属小学校やお茶の水女子大学附属小学校、東京学芸大附属小学校など、人気の国立大附属小学校があります。私立小学校のように高額な授業料を払うことなく、質の高い教育が受けられることもあり、親にしてみればとても魅力的です。
石井さんは言います。
「国立大学の附属小学校は、教師も選ばれし人達が集まっているので質は高い。特に筑波大附属小学校は授業レベルが高く、しっかり勉強をさせたいという家庭にお薦めです。しかし、その他の学校は、総合的な学習には力を入れていますが、教科授業の内容にはそれほど期待できません。国立大附属小学校は教育研究機関として設置されているため、教育の研究が第一の目的となります。新しい授業法が試されたり、独自の教材が使われたりする場合もあります。実験的な授業もあり、目新しさには富むものの、その効果が実証されているとは言い難いという一面もあります」
「また、私立大学の附属小学校のように、一度入学すればエスカレーターで大学まで行けるというわけでもなく、中学校までは行けても、高校は成績上位の子しか行けないという厳しい現実が待っています。そう考えると、あまりメリットのある受験ともいえません。ただし、人の話を聞くといった社会的な規範に関する指導は私立同様しっかり行われるので、公立小学校と比べると、学級崩壊などの心配は少ないでしょう」
「国立大学附属小学校は、通学できる範囲に規制がある。さらには、公平を期すために受験の過程で抽選があるのも特徴です。ペーパーテストに受かっても、抽選で外れてしまえば入学できないのです。そう考えると子どもの能力に加え、運も必要になります。そういう点から、私立小学校受験とは別物だと思っておいたほうがいいでしょう」
「メリットがある受験」ってなんですかね。
エスカレーターであることが大前提?有名な中学校へ入れる学力がつくこと、塾前提の考えであることが良い…どういうことなのでしょう。
次女の通う小学校は、入学希望者への説明会の時点から、「学力をつけたい、中学受験をしたいと思う人。学習に不安を覚えるのでしたら入学は考え直してください」というような説明だったようです。妻がしきりに話していたことをよく覚えています。
教育実習の受け入れが多いことや、研究会や研修などの場も多く、自習の時間も多いというようなことでした。確かに子どもの話しを聞いているとそんな感じです。場合によっては「放置プレイ」なんて思う人もいるかもしれません。
しかしながら、結局のところは私立か国立かではないと思うんです。
確かに授業料がかかるか/かからないかということは大きな違いにはなりますが、結局は学校の特色というか、教育方針に共感できるか、子どもをそこで学ばせたいかということに尽きると思います。
次女が通う国立大附属の小学校は、それなりに伝統のある小学校で学校行事がしっかりとしていて、上級生が下級生を育てるという文化が根付いています。新入生は上級生に憧れて学校生活を始め、上級生はしっかりと自覚を持って背中で、行動で引っ張っていく。という良い循環ができあがっていることがはっきりと見て取れます。
次女も「あんなお姉さんみたいに私もなるんだ」と確固たる希望を持って過ごしているのがよくわかります。きちんと後輩にバトンを渡せるようになってもらいたいと心から思います。
「でも、親がその学校を気に入ってさえいれば、『小学生だからそういうこともあるわよね』とおおらかな目で見ることができます。逆に納得していない学校に通わせてしまったら、『やっぱりこの学校は違ったんじゃないか』と学校に対する不信感を募らせてしまうでしょう」
不思議なことに、「縁」ってあるんだなと思います。我が家の次女にとっては、入学した小学校がすごくフィットしたと実感できます
長女が通った私立だったら…人格が違った青年期に向かっていたと思えます。
名前や世間体だけではなく、その学校のことをよく知り、その子どもの人間形成のためになると思える学校に通いたいものです。
有事の備えは事あるごとに見直すこと
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の朝日小学生新聞は停電から災害時の備えについての一面記事でした。
「停電への備え 親子で話そう」
ということで、停電から災害時全般への備えについての書かれていました。
そんな中、停電になった中心の練馬区・豊島区にゆかりのある小学校ということで次女の通う小学校が取り上げられていました。
次女の同級生(小4)の「朝小リポーター」の子どもの談話も載っていました。もちろん、事実とあっている内容でした。
今日、次女が学校で本人に聞いたら電話インタビューだったそうです。
とのこと。確かに次女のランドセルにも入っています。
自宅→電車→バス→学校という乗換があるのですが、電車区間だったら家にもどる(帰宅時だった家に向かう)。バス区間だったら学校にもどる(登校時だったら学校に向かう)。という基準を決めています。
確かに毎学級ごとに改めて記入して提出することになっていたはず。東日本大震災の教訓だったんですね。
これで思ったのですが、我が家は長女が小学校1年生の時に被災しています。その娘がいま中1ということだと、今の小学生の現役で震災を経験した人がいないということですね。
今一度、約束事・有事の行動ルールを確認しておいて損はないと改めて思いました。
5流でも私立小がいい?
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALのwebサイトに、少々「煽り」記事のようなタイトルでコラムが掲載されています。
私が「小学校は5流でも私立に行け」と言う理由
アンテナ・プレスクール校長・石井至(1)/意識の高い共働き家庭は、私立小学校受験に目を向けている
やや極端かなという印象です。記事の下にある読者のコメントもネガティブに捉えている様子が伺えます。
いくつか、象徴的な部分を引用します。
石井さんは言います。
「国立大学の附属小学校は、教師も選ばれし人達が集まっているので質は高い。特に筑波大附属小学校は授業レベルが高く、しっかり勉強をさせたいという家庭にお薦めです。しかし、その他の学校は、総合的な学習には力を入れていますが、教科授業の内容にはそれほど期待できません。国立大附属小学校は教育研究機関として設置されているため、教育の研究が第一の目的となります。新しい授業法が試されたり、独自の教材が使われたりする場合もあります。実験的な授業もあり、目新しさには富むものの、その効果が実証されているとは言い難いという一面もあります」
我が家の娘たちは私立と国立に分かれました。
長女(現在中1)は大学までエスカレーターでほどんとの人はその大学で十分と思える大学に進学できる学校に小学校から通っています。
次女(現在小4)は姉の学校を目指すも不合格となり、国立大附属の小学校に通っています。
長女は8倍程度、次女は2回の抽選をくぐり抜け、20倍程度の倍率を幸運にも切り抜けました。
お受験をしたと言えども真逆の環境に身を置くことになりました。そして結果として子どもの個性にあった学校であったと心から思えています。
そんな実感を交えて、このコラムに合わせて我が家の実体験から私立と国立を述べたいなと思います。
しばらくお付き合いください。
下校足止めのその後
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の停電による電車運転見合わせから下校足止めの話を次女に聞きました。
電車が止まっているという報を受けたあとは、方面別に集まって、学校で待機したそうです。
いつも登下校でおしゃべりするお友達と過ごす時間は、それはそれで“非日常”で楽しかったんだと思います。
その後、再開のメドなのか、まずは乗換駅まで移動しようなのか、駅までバスで移動して、駅に着いた時に再開1番列車に乗って帰って来たそうです。
先生は乗換駅まで付き添ってくださったとのこと。娘に聞いたら「お父さんは知らない先生だよ」とのこと。普段は子どもが下校した後に仕事がたくさん残っているでしょう先生がたの対応に頭が下がります。
昨年度、私もPTAの役員(閑職でしたが)をして、実務TOPの副校長先生、教務主任の先生がすごく学校を愛し、子どものことを思う姿に触れ、親近感を覚えるとともに、子どもを預けるのに全幅の信頼を置いていいなと思っていました。
今回の緊急メールもおそらく副校長先生が指揮していると思われ、連絡の頻度と内容にスタッフみなさんの熱意を感じられがので、不安は全くなく見届けることができました。
子どもを預けるからには学校との距離感が大事になるんだなと改めて思いました。