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「中1ギャップ」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALにあった「中1ギャップ」に関する話題の紹介です。我が家の長女が中1だからでしょうか。目に留まりました。
ようやく「壁」がなくなったと思ったら今度は”ギャップ”ですか。
自分の生活で喫緊で考えてしまうとどうしても「小1の壁」だったり、未就学児・保育園に関する話題などはそこまで興味をもてなくなってしまってますね。
私が気に留めた箇所を引用しておきます。それぞれ思うところは後続に分けてエントリします。
いじめや不登校 「中1ギャップ」に親はどう向き合う
「独り立ちした」と安心して、子どもの変化を見逃さないで
—— 親の接し方の変化も関係しているのですか。
渡辺 幼児や小学校低学年のうちは、親が意識せずとも、子どもが「見て、見て」と言ってくるし、親がやらなければならないこともあるので、注意を向けざるを得ないですよね。ところが、子どもが大きくなるにつれて、お父さんとお母さんは、「ちょっと一人でできるようになったから、ようやく自分のしたいことや仕事にギアチェンジできる」と思って、放任しがちになります。一方、思春期くらいの子どもは大人に近づいて複雑なことを考え出すので、親に心配かけまいとして、あまり言わなくなる面もあります。だから、意識的に気にして見てあげないと、子どもの変化を見逃してしまいます。
中1ギャップ 親は子を見守りつつ、どーんと構えて
子どもの感情の豊かさは、親の感情のボキャブラリーに関連する
渡辺 例えば、単に「渋谷に行ってはダメ」と言うと子どもは反発しますよね。でも、「渋谷は面白い街で活気があっていいけれど、何丁目のあそこはけっこう事件があるから、あそこはやめたほうがいいよ」とか。子どものことを考えて、具体的にやれそうなことを織り交ぜながら言っておくと、拒否感がない。何かをやってしまってから、「なんでそんなことをしたんだ」などと言うと、絶対に反発します。ポイントは、親は何でも反対する生き物ではなく親身に心配している存在、ということを伝えることです。
— 今、小学校高学年の子を持っている親が、「あのときこうしていればよかった」と思った場合、今からでも子どもへの接し方を変えたら効果はありますか。
渡辺 もちろん今からでも間に合います。何歳になっても変わる子は変わります。どの年代の子どもも、基本的には、子どもの要求をよく見て、無視しないで「応答してやる」のが大事。それにつきます。応答せず適当にしていると、子どもは不満を持ちます。子どもは無意識の部分で、注意引き行動というのをしていて、基本的に、自分を見てほしいという気持ちがあるのです。だから、トラブルになってから注意を向けるのではなく、むしろ子どもがトラブルを起こしていないときに静かに何事もなく過ごせているときから、すごいね、いいね、と認めてあげるといいんです。
面白いことに「疲れた」「悲しい」といったネガティブな気持ちの言葉は割と皆さんたくさん持っていますが、「すがすがしい」といったいい気持ちのボキャブラリーはあまり持っていない人が少なくありません。右の図はイエール大学で作られた気持ちメーターというものですが、縦軸が感情の強さ、横軸が感情の心地よさです。もっともボキャブラリーが少ない傾向があるのは、心地よいけどエネルギーは低いグリーンゾーンの言葉です。「まったり」とか「ゆったり」とか、ストレスがない言葉です。例えば、子どもが思春期のころには、親は子ども部屋の戸を開けて子どもがベッドでお菓子を食べていたら、どんな言葉をかけますか? 「またサボって!」などと言いがち。「ゆったりしていて、楽しそうだね」と言える親はなかなかいませんよね。
今の大人は子ども達にグリーンゾーンを許していないことに気づきます。いつも「こうあってほしい」という要求ばかりで、そう期待されると子どもは疲れてしまいます。今、全体的に子ども達は疲れているなと感じます。もっと、子どもなりの、のんびり、ゆったりした気持ちや時間を保証してあげることも大事だと思いますよ。
いろいろ耳が痛すぎます。