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小さいころからの調理体験
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の日経新聞の夕刊から。小さい子どもに料理を作らせてもいいか?という話題。
調理体験 幼少から、段取りを付ける能力アップ
試行錯誤し疑問解決/失敗しても褒めて
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おっしゃることはその通り!なのですが、 「だからやらなきゃ!」ではないですよね。
お手伝いできる時に一緒に。子どもが自分でやってみたいと思ったとき。 でよいのではないでしょうか。
私は仕事を終えて帰宅して、夕食作りのバタバタの中で次女によく手伝ってもらいます。
「このレシピ見て、調味料を合わせておいて」みたいなことですね。
“1.5倍で!”とか“書いてあるのは2人前だけど、4人分で作るからね”みたいな話しをすれば、それはそれで即席”算数”実習ですからね。
お手伝いをしてもらいながら、コミュニケーションもできて、ちょっとした頭の体操にもなっていいことばかりだなと思いながらやってます。次女はいつも「なんでお姉ちゃんじゃなく私が手伝わなけいけないの?」って不満たらたらですけど。
自治体が保育所を増やせない理由
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経新聞の12/5朝刊の首都圏面にこんな見出しの記事がありました。
保育施設、どこまで増やす 自治体の子育て支援
本社など調査 少子化と就労希望増、需要予測難しく
2016/12/5付日本経済新聞 朝刊
「女性が輝く」や「労働力不足」などとうたって、預けてでも働け!という流れではないのですか?女性人口が少なくなったって、安心して預けて働けるの環境があれば出生数が激減ということはないと思っています。
今よりも良い環境を整えて、母数が減っても出生数が減らない工夫をするべきなはずなのですが。未来へ向けた投資と思って対応してもらえないものでしょうか。
もうこの国を縮小させることにしかならない施策だと諦め感ばかりが強くなります。
個人的な意見ですが、
- 基本的には100%保育(=保育園の義務化)
例えば1歳を過ぎた次の月から入れます。のように。逆に「預けない人は申告してください」とする。 - 妊娠期(出産、育児をする前提)からきちんと産婦人科にかかることも義務化する。
そうすると、いつ子供が生まれるか、何年何月ころから保育園に入るという情報が把握できる。
(もちろん生まれることは絶対計画通りということではないですし、引っ越し等の事情もあるわけですが) - 自治体、日本全体でどのくらいの保育需要があるかを1年前には把握できることになる。
その情報をもとに設備・スタッフの拡縮および近隣自治体間のやりくりも横断的に実施
のような感じにならないのかなと思っています。各論は省きますが、おおよそこんな風にと。
■昨秋の関連エントリ
「中1ギャップ」いじめのことだけではなく
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日のエントリで中1ギャップのことを取り上げましたが、国の機関からこんな情報が発信されていました。
少し前の情報のようですが。
文部科学省
国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research
「中 1 ギャップ」 の真実(PDFファイルにリンクします)
中1ギャップを「いじめ」「不登校」「勉強についていけない」というようなことにフォーカスして”自己弁護”しているような印象をうけました。
人によって、立場によってそれぞれ意味づけをしていいものではありますが
この発信資料は特に「中学の段階から急にいじめがひどくなるわけではない」ということに論点が絞られているようです。
確かにいじめというだけでは中1と言い切るには難しいのかもしれません。
ですが自己弁護?となってしまいかねない印象でした。
あとは、学校現場のことですから、全部教師に責任が役割を負わせてないかとも心配になってしまいましたが。
昨日のエントリと私が意識したい「中1ギャップ」は、どちらかというと生活の変化、ライフステージがあがることによる心身のギャップ、家族の、親子の付き合い方の変化ということだと思っています。
「中1ギャップ」
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALにあった「中1ギャップ」に関する話題の紹介です。我が家の長女が中1だからでしょうか。目に留まりました。
ようやく「壁」がなくなったと思ったら今度は”ギャップ”ですか。
自分の生活で喫緊で考えてしまうとどうしても「小1の壁」だったり、未就学児・保育園に関する話題などはそこまで興味をもてなくなってしまってますね。
私が気に留めた箇所を引用しておきます。それぞれ思うところは後続に分けてエントリします。
いじめや不登校 「中1ギャップ」に親はどう向き合う
「独り立ちした」と安心して、子どもの変化を見逃さないで
—— 親の接し方の変化も関係しているのですか。
渡辺 幼児や小学校低学年のうちは、親が意識せずとも、子どもが「見て、見て」と言ってくるし、親がやらなければならないこともあるので、注意を向けざるを得ないですよね。ところが、子どもが大きくなるにつれて、お父さんとお母さんは、「ちょっと一人でできるようになったから、ようやく自分のしたいことや仕事にギアチェンジできる」と思って、放任しがちになります。一方、思春期くらいの子どもは大人に近づいて複雑なことを考え出すので、親に心配かけまいとして、あまり言わなくなる面もあります。だから、意識的に気にして見てあげないと、子どもの変化を見逃してしまいます。
中1ギャップ 親は子を見守りつつ、どーんと構えて
子どもの感情の豊かさは、親の感情のボキャブラリーに関連する
渡辺 例えば、単に「渋谷に行ってはダメ」と言うと子どもは反発しますよね。でも、「渋谷は面白い街で活気があっていいけれど、何丁目のあそこはけっこう事件があるから、あそこはやめたほうがいいよ」とか。子どものことを考えて、具体的にやれそうなことを織り交ぜながら言っておくと、拒否感がない。何かをやってしまってから、「なんでそんなことをしたんだ」などと言うと、絶対に反発します。ポイントは、親は何でも反対する生き物ではなく親身に心配している存在、ということを伝えることです。
— 今、小学校高学年の子を持っている親が、「あのときこうしていればよかった」と思った場合、今からでも子どもへの接し方を変えたら効果はありますか。
渡辺 もちろん今からでも間に合います。何歳になっても変わる子は変わります。どの年代の子どもも、基本的には、子どもの要求をよく見て、無視しないで「応答してやる」のが大事。それにつきます。応答せず適当にしていると、子どもは不満を持ちます。子どもは無意識の部分で、注意引き行動というのをしていて、基本的に、自分を見てほしいという気持ちがあるのです。だから、トラブルになってから注意を向けるのではなく、むしろ子どもがトラブルを起こしていないときに静かに何事もなく過ごせているときから、すごいね、いいね、と認めてあげるといいんです。
面白いことに「疲れた」「悲しい」といったネガティブな気持ちの言葉は割と皆さんたくさん持っていますが、「すがすがしい」といったいい気持ちのボキャブラリーはあまり持っていない人が少なくありません。右の図はイエール大学で作られた気持ちメーターというものですが、縦軸が感情の強さ、横軸が感情の心地よさです。もっともボキャブラリーが少ない傾向があるのは、心地よいけどエネルギーは低いグリーンゾーンの言葉です。「まったり」とか「ゆったり」とか、ストレスがない言葉です。例えば、子どもが思春期のころには、親は子ども部屋の戸を開けて子どもがベッドでお菓子を食べていたら、どんな言葉をかけますか? 「またサボって!」などと言いがち。「ゆったりしていて、楽しそうだね」と言える親はなかなかいませんよね。
今の大人は子ども達にグリーンゾーンを許していないことに気づきます。いつも「こうあってほしい」という要求ばかりで、そう期待されると子どもは疲れてしまいます。今、全体的に子ども達は疲れているなと感じます。もっと、子どもなりの、のんびり、ゆったりした気持ちや時間を保証してあげることも大事だと思いますよ。
いろいろ耳が痛すぎます。
「資生堂ショック」と女性に優しいを考える
こんにちは。シンカ代表の手島です。
前回のエントリの最後に「マミートラック」という言葉を使いましたが、
その言葉に関連し、言葉自体も説明してくれている記事があったので取り上げます。
日経電子版にある、「資生堂ショック」を取り上げたものでした。資生堂ショックについても記事の冒頭部分に書いてあるのでご覧になってください。
若手リーダーに贈る教科書
本当に「女性に優しい会社」とは?
石塚由紀夫著「資生堂インパクト」
確かに、「厳しいな」という思いもありましたが、多様性を受入れるのなら、できるだけ公平に・平等にということを追求するのも真理だと思います。お互いが「向こう側は特別だから」みたいに思ってしまうのは不幸なことです。
マミートラックは仕事の軽減と引き換えに昇進・昇格のチャンスが減る。望まずにマミートラックに追いやられた女性は「頑張ってもどうせ評価してくれない」と仕事へのやる気がそがれ、それを見た上司や職場の同僚は「やっぱり子どものいる女性に仕事は任せられない」と女性社員への評価を一段と下げる。そしてそれが女性社員のやる気をさらにそぐ。子育て中の女性社員にまつわる負の連鎖は多くの企業でみられる。
(86ページ 第2章 「マミートラック」の罠)
資生堂ショックはあくまでも女性のライフワークバランスに特化した話のように受け取ってしまいがちですが、男性(=夫)も意識も行動も変わらなければいけないです。
「女性が輝く」だけのスローガンでは到底達成できないのだろうということを強く再認識しました。
このwebの記事に紹介れている書籍を今度読んでみます。
日経ウーマンオンラインのコラム『一億総活躍社会「輝く女性」にモヤっとする理由 』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経ウーマンオンラインにあるコラムを読みました。
完全に同意なのですが…今回の文章はスカッとするのと、ちゃんと言い方考えないと届かないよ…の両方でした。
国のリーダー(=国会議員)のおじさまたちに今の若い世代たちのこういった悲鳴をちゃんと届けたいですよね。
国が理想像を示すのは苦しい
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日アップできなかったのでまた変則の週末エントリにて失礼します。
今朝の日経の女性面のコラムにこういうものがありました。
女・男 ギャップを斬る
強制される理想的家族 出産・子育ての意欲そぐ
詩人・社会学者 水無田気流
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紹介されている本も読んでみたくなりました。今度図書館で借りて読んでみます。
それにしても
こういう物の言い方ができるって羨ましいです。
文章を書くことを生業にしている方にこんな私が言ってしまっては帰って失礼なのですが。
私も関連の話題に触れるたびに気味の悪さを感じているのですが、同じように感じる人がいることで少し安心しました。
家庭教育への干渉注意
こんにちは。シンカ代表の手島です。
昨日の日経新聞の社説がこんなタイトルでした。
家庭教育を型にはめるな
2016/11/7付
いったい何が始まるのでしょうか。
国の未来、自分たちの未来に自身と希望が持てていれば家族の形がどうのなんていう必要もないと思うのですが。
そこが上手くいかないから家族のことに問題をすり替えているように感じてしまうのは仕方ないことかと思います。
注意深く成り行きを見守りましょう。
お受験最高峰はどんなところか
こんにちは。シンカ代表の手島です。
日経DUALのお受験に関するコラムの続編を確認してみました。
実は私も知らなかった内実が書かれていました。
お受験最高峰「慶應幼稚舎」と「慶應横浜初等部」
アンテナ・プレスクール校長・石井至(4)/受験倍率11倍以上の人気小学校「慶應幼稚舎」と「慶應横浜初等部」の中身を解析
私の知り合いで、2人のお子さんのお父さんで上の子を早稲田(=早実)に、下の子を慶応(幼稚舎)に通わせてる方がいるので今度聞いてみましょうか。
その親御さんはここでいうほどの寄付はしていないと思うので、通常受験の合格組はなずなのですが。
ここまで書いていいのか?と読んでてヒヤヒヤしてしまいますが、慶応付属の小学校に通わせたいとお考えの方なら一読はしておいて良いのではないでしょうか。内容の真贋やそのレベルについてどう受け取るかは自己責任だと思います。
「片付けなさい」は禁句だそうです
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先日の日経新聞夕刊の生活面に子どもの片づけのことに関する記事がありました。
元記事は日経DUALだそうです。
子どもに整理整頓させるには 「片付けなさい」は禁句?
一緒に収納場所決め「区別」/ラベルも有効
確かにそうなんです、分かっているつもりなんですが。
こちらにも時間的余裕があるときは「やってみせる」「一緒にやる」と腹をくくって、整理整頓とはどういうものか、要/不要を判断して不要なものは手放す(=捨てる)こと…ということをわかってもらうように接したいとは思うのですが、ついつい「片付けて!」「なんでやってないの!」ってなっちゃいますよね。
改めて反省しつつ、少しずつ実践したいと思います。