天皇陛下退位の制度づくりの記事を読んで
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経新聞の一面は天皇の退位についての話題でした。
子どもが読むために週刊で届けてもらっている『マンガ日本史』がちょうど先週末が「マッカーサー」ということで、昭和天皇との逸話や有名な並んで映っている写真なども掲載されていて天皇陛下がいての今の日本であるということを考えさせられたばかりでした。
週刊 マンガ日本史 改訂版
http://publications.asahi.com/manga/
退位「一代限り」に重き
有識者会議が論点整理 恒久制度化も併記
社説
退位巡る議論で国民の理解深める努力を
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とても日本風というか「結論出せないから先延ばし」にしてしまってませんでしょうか。
確かに拙速で答えを出してしまってはいけない話題ではありますが、結論先延ばしという答えありきで進んでいるように思えてなりません。
みなさんはどういう意見でしょうか。私は1代限りではなくて、この際きちんと制度化してしまった方が良いという意見です。
同じく本日の日経に以下の記事もありました。
「象徴」真摯に議論を
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昨年8月8日、天皇陛下のお言葉を聞いたときの気持ちを思い出してみよう。陛下は象徴の意味をここまで深く考え、その務めを高い志をもって「全身全霊」で果たしてきたのか、と多くの国民が「初めて」知ったのではないだろうか。
お言葉によって提起され、われわれが気づいたのは超高齢化と終身天皇制の矛盾という構造的問題だけではない。日本人がなおざりにしてきた「象徴とは何か」を真剣に考える機会は「いま」であるということだ。
今後、議論は国会の場に移るが、「一代限りか、恒久法か」という制度論の前に、もう一度「象徴のあり方」を真摯に議論するところから始めてもらいたい。「静かに熱く」議論することは政争ではない。違った意見が議論を積み重ねてまとまってこそ、説得力のある結論となるのではないか。
全国民と世界平和のために人生の全てを捧げてくださった陛下のために、きちんとした議論と総意形成が成されることを切に願います。