3月, 2017
多様性を理解するために
こんにちは。シンカ代表の手島です。
先週のニュースですが、ライフネット生命の創業社長が退任というニュースがありました。
「生保の異端児」 ライフネットの出口会長退任
2017/3/15 20:39
ちょうど日経新聞の月曜日の女性面にこの方が書いたコラムがあり、良い視点だなと思って読んだんばかりでしたのでご紹介します。
結びの段には「高度経済成長の成功体験から卒業できていない日本」なんていう言葉も見えます。
キャリア
サービス産業型のマネジメント とがった個性生かして
ダイバーシティ進化論(出口治明)
時代背景の違いについて非常にすっきりとした説明で妙に納得できました。
世代間のギャップを嘆くだけではなくお互いを理解して”多様性”が発揮できる世の中にならないといけないですね。
3/13日経MJ『培った「社徳」で難局に挑め』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
このblogでも何度も取り上げていますが、ヤマト運輸に端を発する宅配ビジネス問題について昨日の日経MJにあった記事です。
「サービスが先、利益は後」という創業者・小倉氏の言葉です。
「社徳」として取り上げられていますが、従業員の犠牲の上に成り立っていたとしたらそれは本末転倒と言わざるを得ません。
持続可能性(サステイナブル)とは供給者と利用者とがwin-winな関係であるはずです。
私も繰り返し主張していますが、今回は利用者側が理解を示し、例えば値上げだったりサービスの制限を受容する場面だと考えています。
ヤマトの「社徳」が世の中に行き渡っていることを願っています。
“究極のIT夫婦の賢い生活”
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経MJ(日経流通新聞)の1面が面白い記事でしたので紹介します。
『究極のIT夫婦』
「賢い生活」達人のアプリ術
”近未来の夫婦”像が紹介されていまして、カーテンも自動、ゴミの日のプッシュ通知、夫婦の行動もお互い共有して…というようなことが例示されています。
でもこれを「賢い」と呼んでいいのでしょうか。
確かに”ITの恩恵”は受けていますが、日々の生活のすべての瞬間にスマホが手放せなくなっていて逆にスマホに弄ばれていないか?と不安になりました。
私はまだこの生活は要らないです。
もう少しヒューマンな面があってもいいです。うっかりミスだったり、多少の無駄があるのが日常生活なんだと思います。
これって私が古い頭なのでしょうか。
3/9日経首都圏版『保育所整備、追いつかず 』
こんにちは。シンカ代表の手島です。
今朝の日経新聞の首都圏・東京版は23区の保育所が足りない=入所希望者が大幅増加しているというニュースでした。
子育て2017
保育所整備、追いつかず
4月入所希望者、23区で5000人増 中央区16%増、渋谷区15%増
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片や人口が減り、労働力が足りないと言い、一方ではこの惨状。厳しい時代になっています。
私が入院中には以下のニュースも目にしました。待機児童に限らず、次にどういう世の中を目指すのか若い世代が希望が持てるようになるでしょうか。
待機児童解消へ6月に新プラン 首相表明
2017/3/4 19:41
WOMAN SMART
キャリア
待機児童ゼロ目標達成、また断念? いらだつ保護者
働く女性増加 「保育園」追いつかず
2017/2/27 日本経済新聞 夕刊
■参考エントリ
「待機児童は“官製失業”」 | Synca Blog
ヤマト問題をきっかけにして
こんにちは。シンカ代表の手島です。
ここ最近のニュースで私がもっとも気になっているのはこれです、
ヤマト、27年ぶり全面値上げ アマゾンと交渉入り
再配達の有料化に含み
2017/3/7 2:00[有料会員限定]
このblogでも何度か取り上げていますが、必要なサービスであれば相応の対価が必要であるはずです。
以下、いくつか記事のリンクとそこから引用する形で今日のエントリとしますが、このヤマトの問題提起から『従業員の努力と根性に成り立っている安価なサービス』ではなく、エコでサステイナブルなサービスについて多くの人が考えるようになればいいなと思っています。
日経新聞:宅配クライシス
きしむ現場(上)「もう限界です」
15時間労働、昼休みなし
2017/3/8付[有料会員限定]
ダイヤモンドオンライン
2017.3.8
ヤマト運輸が「利益なき繁忙」に陥らないための妙案
山崎 元:経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員
「宅急便プレミアム」はどうか? 筆者の思うに、ヤマト運輸は、受取人の指定にきめ細かく応じて再配達を行うような、現状では過剰なまでに丁寧なサービス(「宅急便プレミアム」とでも呼ぶ)と、日に1回配達を行い、翌日以降に荷物を受け取るか、コンビニなりヤマトの集配所なりに荷物を取りに行くかを荷受人の側で選択する「宅急便エコノミー」の2種類の配達サービスに商品を分けて、別々に価格設定するといいのではないだろうか。 宅急便エコノミーに関しては、ライバルを楽にしないためにも安い料金を設定する。その代わり、手間の掛かる宅急便プレミアムにあっては、それなりの追加料金を取るのだ。高額商品や大事な相手に送る贈り物のようなケースでは、送り手は、当然、はじめから宅急便プレミアムを選択するだろう。
ただし、「宅急便プレミアム」は荷主が最初から付けてもいいが、不在配達票を受け取った段階で荷受人が「事後的に」ヤマトに追加料金を支払う条件で、申し込むことができるようにするといいのではないだろうか。後者にあっては、宅配サービスの品質と価格を、受取人が選択するのだ。
日経ビジネス
物流パニック
ヤマト社員「我々はモノを運ぶ道具なのか」
クロネコの悲鳴。宅配時間だけでなく質の変化による負担増も
大西 孝弘
2017年3月6日(月)
■当blogの関連エントリ
サービス受益側の我々の意識が変わらなければならない | Synca Blog
2016/11/16
消費社会の利便性とエコのバランス | Synca Blog
2014/9/4
blog再開します
こんにちは。シンカ代表の手島です。
久しぶりのblogのエントリとなります。
お恥ずかしながら、余暇のスキー中に大怪我をしまして、2週間近く入院をしておりました。
肺挫傷、多発性肋骨骨折、胸椎圧迫骨折…
少し間違えば半身不随やそれよりも深刻な事態を招きかねない事故でした。
他人や物には迷惑をかけず”自損事故”だったのも不幸中の幸いですが、油断大敵。何事も慎重に丁寧にということを十二分に思い知らされた出来事でした。
ということでしたので、これまで平日は毎日更新していたblogも更新できずにおりましたが、本日より再開します。
引き続きワークライフバランスに関するニュースについてシンカの視点で意見を発して行きたいと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。